気分はポレポレ

大好きな文房具や書籍、日常のことなどを随時更新中です!

読書-おすすめ

「出張料理人ぶたぶた」(矢崎存美)、オススメのシリーズのオススメの一冊

皆さんは『伝説の家政婦・志麻さん』をご存知だろうか。テレビで一躍有名になり最近ではレシピ本も出されているので、ご存知の方も多いのではないだろうか。 志麻さんはフランスで料理を学び、その後フランスのレストランや日本の老舗レストランなどで修行を…

全巻制覇!任侠シリーズ第4弾「任侠浴場」・第5弾「任侠シネマ」(今野 敏)

今週のお題「お父さん」 父は昨年88才で亡くなったが、若い頃から本好きでいろいろな本を読んでいた。私が子ども時代を過ごした昭和40年代に、自宅に百科事典があったというのも父の本好きを反映しているのだろう。決してお金持ちではなく普通の家庭だったが…

「145gの孤独」(伊岡 瞬)、終盤の展開に胸を突かれる

将来の頃は、将来の夢は何かと聞かれたら「ジャイアンツの選手になること」と答えていた。私が小学生の頃は、ちょうどジャイアンツが日本シリーズを9連覇し、いわゆる『V9』時代だったので、『野球選手』ではなく『ジャイアンツの選手』になりたいと思ってい…

「任侠書房」をはじめとした任侠シリーズが痛快!(今野 敏)

#おうち時間 嫌なことが起きると次々と嫌なことが起きて、まったくもってスッキリしないということがある。負の連鎖というか、天中殺というか、バイオリズムが底にきているというか、とにかく気分が晴れないという日がある。そんな時には何もする気にならな…

「店長がバカすぎて」(早見和真)、[本屋大賞2020ノミネート作品]

お題「#おうち時間」 世の中、腹の立つことが多い。仕事でもプライベートでも腹の立つことがいくつかあって、どうしてなのか考えるとたいていは対人関係に起因することが多い。人が三人集まれば知恵が出るということわざもあれば、三人集まれば揉め事が起こ…

「線の波紋 」(長岡弘樹)Kindle版、”誰かが誰かを守ろうとする”連作短編集

お題「#おうち時間」 ゴールデンウィークの始まりはいつからなのだろうか。一般的には5月2日から5月6日までの5連休だが、4月30日と5月1日に休みを取って実質4月29日からゴールデンウィークに入っているという人もいるだろう。また、先週土曜日から5月10日ま…

「ぶたぶたのシェアハウス(矢崎存美)」読んでホッとするシリーズの最新作

最近読んだ「ホッとする一冊」が矢崎存美さんの「ぶたぶたのシェアハウス (光文社文庫)」という物語。大好きな”ぶたぶたシリーズ”の最新刊だ。 物語の主人公は、ピンク色をしたぬいぐるみのぶた。しかも、話をして、歩いて、普通に生活をしている"山崎ぶたぶ…

カーシェアはこれからどうなる?「「タイムズ」が切り開くクルマと社会の新たな未来: パーク24グループの飽くなき挑戦」(鶴蒔 靖夫)

若者の車ばなれが進んでいるという。免許は取得するものの、すぐに車を購入するわけではなく、就職に必要となるからまずは免許と取ったというパターンが多いらしい。内閣府の消費動向調査によると、2019年の世帯主年齢別乗用車普及率が29才以下が57.5%と思っ…

復活しました「あたしんち」!読みました「あたしんちベスト」(けら・えいこ)

文字はマンガで覚えた。そう言っても過言ではないぐらい、幼い頃からマンガが大好きだった。 父が本好きだったこともあって物心ついた頃から身の回りに本がたくさんあり、読めもしないのにぺらぺらとめくっていた。それがそのまま勉学の道に進むきっかけとな…

「三つ編み」(レティシア・コロンバニ)頑張れば報われると思わせてくれる物語

フランスで100万部を突破し、世界32言語での翻訳が決まっている「三つ編み」。多くの書店で平台に並べられている一冊だ。理不尽な人生に立ち向かう3人の女性が交互に登場し、それぞれの前に立ちふさがる困難を乗り越えていく。そして、それぞれの物語がいつ…

「マラソン1年生」「マラソン2年生」(たかぎなおこ)

子どもの頃から何かに熱中しやすい性格だったが、その割には三日坊主に終わることも多かった。中高年になった今でも何かにピンと反応して熱中するのは相変わらずだが、一方で飽きることなく継続的にコツコツと続けるようになってきたのはやはり年の功なのだ…

ふわっと暖かい物語「ときどき旅にでるカフェ」(近藤史恵)

旅先での楽しい思い出や場所の記憶は、その土地で食べた美味しいものの記憶とともに呼び覚まされる。そんな話を聞いたのはだいぶ以前のことだが、確かにそうだなと思うことが多々ある。 登山の時に山頂で食べたインスタントラーメンが美味しかったことや、旅…

「マンガでわかる新しいランニング入門(中野ジェームズ修一)」思いがけず始めたランニングを基本から学ぶ

子どもの頃から長距離走が苦手だった。短距離走は大得意で、運動会のかけっこでは常に1着だったのだが、持久走になるとてんでダメ。息絶え絶えになってゴールするのが常だったし、学校の持久走大会やマラソン大会の時には毎年「宇宙人が攻めてこないかな〜…

心温まる連作短編集「ひろいもの」(山本甲士)

元来おっちょこちょいでボーッとしているので、子どもの頃からよく落とし物をしていた。学校帰りにハンカチを無くしたり、机の引き出しに筆箱を忘れたりしては母に怒られていたことを思い出す。大人になってもふとした時に落とし物をすることがあって、電車…

本音が小気味良くて、そして切ない、「きみはだれかのどうでもいい人」(伊藤朱里)

人の思考は一方向ではない。そして、人から放たれる言葉は本音とは限らない。というよりは、同じではないことの方が多いかもしれない。だからこそ、「相手からの優しい言葉を鵜呑みにしたばかりに裏切られる」ということが起きる。 正直で優しい人ほど相手の…

映画も待ち遠しい!銚子電鉄が舞台の一冊「電車を止めるな!〜呪いの.4km〜」(寺井広樹)

私は鉄道好きでやや電車オタクだ。”やや”というところが我ながら残念なのだが、筋金入りの鉄道オタクではなく「若干鉄分が多い」という程度に鉄道が好きだ。例えば、線路に敷いてある『砂利』を『バラスト』と呼べる程度の鉄道好きだ。そういう方は案外多い…

読後に爽快感や暖かさを感じる意外性のある一冊「バック・ステージ (角川文庫)」 芦沢 央

5年ほど前まで東京の下北沢にほど近い場所に住んでいた。 20年前から15年ほど住んでいたのだが、休みの日にぶらぶらと散歩に出かけたり買い物で訪れたりしていた場所だ。当時は私自身が若かったこともあってか、下北沢の人の多さも雑然とした雰囲気も楽しか…

「検事の信義」(柚月裕子)、孤高の検事の崇高さに感じ入る一冊

悪いことをするとお巡りさんに連れていかれる。悪いことをすると牢屋に入れられる。子どもの頃、何回そう言われたことか。それだけ言うことを聞かない、やんちゃな子どもだったのだろう。いま考えると、その頃の「悪いこと」はかなり漠然としていて、大人が…

ほんのりとした幸福感を得られる「あなたに謎と幸福を ハートフル・ミステリー傑作選」

もう何年も読書記録をつけている。以前ご紹介したブクログというサービスだが、読んだ本の記録を簡単に行えて便利だ。また、読み終わった本がWeb上の本棚に並ぶので、どんな本を読んでいたのかも一目で分かって楽しい。 何年も前に読んだ本を見てみると、そ…

昔ばなしがミステリーに!「むかしむかしあるところに、死体が」(青柳碧人)

昭和の後半を生きてきた私は、テレビの「まんが日本昔ばなし」から大きな影響を受けた。昔ばなしは絵本や童話で見聞きしていたが、アニメになることでぐぐっと昔ばなしの世界に引き込まれていった。ナレーションの市原悦子さんと常田富士男さんの語り口も独…

応援する作家さんの本は(時々)単行本を買う

本好きで年間かなりの数の本を読むが、図書館で借りたり古本を買ったりするのは性に合わないため新品を購入している。そうなると書籍代がけっこうかかるので、自然と文庫本を買うようになる。書店でも文庫本がメインで置かれていて、話題作などの新刊が単行…

内臓脂肪が落ちて体重もグッと減ってきた!「内臓脂肪を最速で落とす」( 奥田昌子)

体重が減ってきた。3ヶ月前と比較して3キロ減り、5ヶ月前と比較すると5キロ減った。一月で1キロずつ減っている計算だ。もともとそれほどひどく太っていた訳ではないが、中年太りというかお腹がポコンと出ていた。それが最近ではだいぶスッキリしてきて、ポロ…

「この世にたやすい仕事はない」 (津村記久子)

お盆休みも終わって日常の仕事に戻った方も多いだろう。また、学生であれば逆に今がアルバイトの最盛期で、授業が始まるまでにたくさん働いておこうという人が多いかもしれない。 私は昭和から平成に移る頃に、今の会社に入社し働き始めた。最初に勤務した部…

「夫が邪魔 (徳間文庫)」新津きよみ

半世紀以上生きていると、自分の回りから居なくなれば良いのにと思う人が少なからず居た。学生時代の同級生であったり、働き始めてからの上司や同僚であったりと様々だった。邪魔さ加減の濃淡はあったが、中には顔を見るのも嫌だという人も居たのは事実だ。 …

「ぐうたら旅日記」(北大路公子)、旅先で出会って令和で最初に読んだ一冊

今週のお題「特大ゴールデンウィークSP」 ゴーデンウィーク前半は、一人九州の故郷へ帰省した。年老いた父が一人暮らしをしているのだが、体調がいまひとつのようだったので急遽帰省することにしたのだ。急遽帰省することになったので、夫婦二人のチケットは…

悲しいのに温かい「さざなみのよる」(木皿 泉)

年老いた母が無くなったのは、数年前の年明けすぐのことだった。体調を崩して数ヶ月入院していたが、最後は苦しむこともなく眠るように旅立った。昔で言うところの老衰だろうか。最後まで家族想いの人だった。 本人の意向で家族葬にしたのだが、これが大間違…

デジタル社会の怖さを感じる「ウィザードグラス」(根本総一郎)

電車に乗ると周囲はスマホを扱っている人だらけ。今や当たり前になった光景だ。車内に大勢の人が居るにも関わらず、じっと黙ってスマホの画面を見ている姿はある意味で壮観だ。 私はルート検索やスケジュール確認以外ではあまりスマホを使う方ではなく、電車…

読むと元気が湧き上がる!「下町ロケット ヤタガラス」(池井戸潤)

入社式や入学式が終わり、新入社員や新入学生が期待に胸を膨らませて歩いている様子は、見ているだけでも微笑ましいし元気が出る。好奇心で目を輝かせている姿もまた、その先にある希望のようなものを感じさせられて良い。 希望と言えば、最近では「小惑星探…

読んで元気をもらえる一冊、「がんこスーパー」(山本甲士)

今日から新年度となり、来月からの元号も「令和」になると発表された。元旦と4月1日は一年の中でも色々な意味で区切りの日だが、桜咲くこの季節は初々しい新入社員や新入学生が街を軽やかに歩いているので、ウキウキとした記文にもなることが出来る。 読書好…

スピード感があって一気読み!「嘘ですけど、なにか? 」(木内一裕)

もうすぐ4月1日。学校は新学期になり、企業的にも新年度を迎える会社が多い。大晦日から元旦にかけて新年を迎える時ほどではないが、新たな学年や年度を迎えることで、気分も切り替わるタイミングではないだろうか。日本にはこういった物事をリセットするこ…