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「一生頭が良くなり続ける すごい脳の使い方」(加藤俊徳)

社会人になってからいくつかの資格を取ってきた。仕事で必要なものもあれば自己啓発のために取得したものもあるが、仕事以外で何かを学ぶというのは生活に張りがあって良いものだ。また、資格試験の場合には「試験日」という期限があるので、単に何かを学ぶよりもモチベーションが維持しやすいという面もある。

ここ数年は以前学んでいた手話を再び学び返しているが、10年近く前に学び始めた頃に比べると記憶力が落ちてきたように感じている。これも年齢的なものなのかなとやや諦めぎみだったのだが、そんなときに効率的な勉強方法などを教えてくれる一冊に出会った。

一生頭がよくなり続ける すごい脳の使い方

書店の平台で見かけて購入したのが、加藤俊徳さんが書かれた「一生頭がよくなり続ける すごい脳の使い方」。学生時代と社会人になってから、特に中高年になってからの勉強法について書かれた一冊だ。

本書は脳科学に基づいた脳の使い方を紹介しており、「記憶力の低下ももの覚えの悪さも加齢による脳の老化が原因ではなく、年代に合わせた学習方法が必要」というスタンスで書かれている。また、大人の脳は学生時代より「いい状態」になっていて、「30代も40代も50代も60代以降も、脳は伸び盛り。学生時代よりも勉強するのに最適な時期だ」と中高年にとって希望の持てる内容が書かれている。

「なるほどわかったと納理解できれば記憶に残る」とか「その日のうちに復習で記憶の定着率がアップする」など、具体的な勉強方法が書かれているほか4コマ漫画も使って紹介されているので理解しやすい。また、勉強方法だけではなく脳トレの方法なども書かれているので、記憶力が落ちたなと嘆いている私のような中高年には救いの一冊だろう。

ここに書かれている勉強法などを参考にして、次の地域手話統一試験のための学習にいそしもうと思う。