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2021年 読んで良かった心温まる書籍3選

本好きな割にはそれほど多くの書籍を読んでいるわけではなく、今年は一年で135冊ほど読んだ。ほとんどが小説で、一割ほどがビジネス書という内訳だ。子どもの頃から本を読むのが好きでSFや冒険小説を好んで読んでいたが、物語に没入すると旅に出たような気分転換を図ることができるので好きだ。今年も素敵な書籍に出会うことができて良かったなと思う。今年最後の日に、今年読んで心が温まった3冊をご紹介させていただきたい。

「わたしを空腹にしないほうがいい」(くどうれいん) 

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盛岡市在住のくどうれいんさんが書かれた「わたしを空腹にしないほうがいい」は、盛岡市の独立系書店BOOKNEADが独自に出版した書籍。同店を営まれている早坂大輔さんが、ご自身の著書「ぼくにはこれしかなかった。」の中でも絶賛し紹介されている一冊だ。

著者のこうどうれいんさんは歌人だということもあってか、言葉の使い方がとても綺麗で素晴らしい。著者の周辺に起きた出来事を「食」を絡めて綴っているエッセイなのだが、ほんわかと心温まる物語を読んでいるような気にさせてくれる、今年一番の「出会って良かった一冊」だ。

書店などに流通していないので独立系書店で購入する必要があるが、人気があるからなのか改訂を重ねて最近では表紙もさらにグレードアップすると共に、価格は以前の半額近くまで落ちてきていてありがたい限りだ。もう一冊買ってみようかなとも思っている。

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「京都一乗寺 美しい書店のある街で 」(大石 直紀) 

京都一乗寺 美しい書店のある街で (光文社文庫)

思いがけず出会ったのが、大石直起さんが書かれた 「京都一乗寺 美しい書店のある街で (光文社文庫)」という一冊。イギリスの新聞社ガーディアン紙が「世界でもっとも素晴らしい本屋10店」のうちの一店に選んだ書店”恵文社”やその周辺が舞台となっていて、心温まるミステリー短編4編が綴られた一冊だ。

物語は京都の一乗寺を中心として展開するミステリーなのだが、そのどれもが人の心の中にある哀しさと温かさを題材としていて素敵だ。個人的には出張帰りに恵文社に寄ったことがあって、周辺の街並みも含めて素敵だなと感じた記憶があるのでなおさらこの物語に心を惹かれたのだろうと思う。

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 「ごめん。」(加藤 元)

ごめん。 (集英社文庫)

加藤 元さんが書かれた「ごめん。 (集英社文庫)」は、久しぶりに一気読みをした素敵な内容の物語だった。「ごめん」という三文字が題材となった連作短編集で、人の心の中にある強さや弱さや哀しさなどが丁寧に綴られている。

誰でも他人に迷惑をかけたり嫌な思いをさせてしまうことがあって、その度に「ごめんなさい」と謝ったり場合によっては釈明をしたりするものだと思う。しかし、自分から見たら謝るべきことでも相手から見ると全く逆の場合もあって、でもそれは結局自分には伝わらないことの方が多いだろう。そういうすれ違いを含めた「優しさ」のようなものを、この物語からを伝えてもらったような気がする。

読んで心温まる物語はたくさんあるが、個人的にはこの一冊が今年一番「心温まった」物語だった。

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来年も素敵な物語やエッセイなどに出逢いますように。

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