技術が発展してきて、環境に配慮した製品が以前よりもコストをかけずに作られるようになってきた。本来であれ、「多少コストが上がっても環境に良い商品を消費者が選ぶ」というのが理想だが、現実的にはやはり価格が安いに越したことはないだろう。今週発売される消しゴムも、そういった自然由来の素材から生まれた商品だ。
ホタテの貝殻等からできた消しゴム
トンボ鉛筆は、ホタテの貝殻等のバイオマス原料を練りこんだ「消しゴム モノナチュラル」を2024年4月25日に発売を開始する。発売される商品には大小2サイズがあり、価格は「消しゴム モノナチュラル」は165円(税込)、「消しゴム モノナチュラルS」は99円(税込)の予定だ。
ホタテの貝殻をパウダー状にしたものを充填材に練り込んであり、消しゴム1個にホタテ貝殻等のバイオマス原料が10%以上含まれているようだ。消しゴムの生地の色はホタテ貝殻等の生成り色。 消字力は、モノPEシリーズと同じ「消字率95%以上」を達成しているとのことなので、すっきりとした消し感があるようだ。発売されたら一度使ってみたいと思う。