同じ業界の中にあって、良い意味でライバル同士となっている会社がにあれば、相乗効果で良い商品が出てくることがある。有名なとことでいえば、小林製薬の消臭元とエステーの消臭力などだろうか。逆に同業他社同士がコラボすることで、素敵な商品が生まれることがある。先日見つけた商品は、文房具業界の中で生まれたコラボ商品だった。
文具メーカー3社がコラボ
フエルアルバムなどでおなじみのナカバヤシ株式会社は、ペンタイプの汚れ・インキ落とし「SEED Radar ヨゴレ&インキ落とし」を2020年6月に発売した。デスク周辺や文房具類についた汚れを簡単に落とすことのできる商品で、「?」マークのマジックインキでおなじみの寺西化学工業株式会社と消しゴムや修正液でおなじみの株式会社シードとの3社によるコラボ商品だ。
この商品は小物についた粘着剤の残りやインキ・手アカなどを手軽に落とせるペンタイプのヨゴレ&インキ落としで、容量の大きい極太タイプ(1,000円+税)と容量の小さい大型タイプ(500円+税)の2種類が用意されている。極太タイプは入れ物がマジックインキそのものなので、コラボ商品だということが分かりやすいなと思う。
使い方は簡単で、本体のキャップを外して汚れを落としたい部分に塗り、すぐに布やティッシュペーパーなどで拭くだけという手軽さだ。ベタベタとした粘着物が着いたハサミや、インクや手あかがついた小物などの汚れ落としに便利に使えそうだ。
ハサミの汚れを取ってみた
手元に刃先が汚れたハサミがあったので、さっそくヨゴレ落としを使ってみた。
使うと言っても特別なやり方はなく、キャップを外したら汚れている部分にペン先でスーッと溶剤を塗り、すぐに布かティッシュペーパーで拭き取るだけだ。ペン先にも汚れが着いてしまうので、ペン先自体も拭いておくことをオススメする。
拭き取ったあとはこのとおり綺麗に。ピカピカになって気持ち良いし、使い心地も以前より良くなった気がする。気持ちが良いので家中のハサミをピカピカにしたが、臭いも少ないのでなかなか便利だなと感じた。ハサミ以外のものにもぜひ試してみたいと思う。