在宅勤務やリモートワークを行う際に、小さな机にノートパソコンを置いて作業をすることがある。また、机はある程度大きくても、資料を広げると机の上がいっぱいになってしまうことがある。そんな時のために、トラックボールマウスが便利だ。
もともと、手が疲れないという理由で5~6年前から使い始めたトラックボールマウスだが、リモートワークが多くなると狭い場所でも使えて便利だなと思うようになった。慣れるまで多少使い辛さはあるかもしれないが、慣れてしまえばかなり楽だと思う。以前掲載した記事のリライト版で、改めてご紹介させていただこうと思う。
ボタン割り付けが可能なワイヤレス・トラックボールマウス
4年前から使っているワイヤレス・トラックボールマウスが、エレコムの「ワイヤレス トラックボール 6ボタン ブラック M-XT3DRBK」という商品。マウス本体を動かすのではなく、本体に埋め込まれたボールを親指で回して操作する方式のマウスだ。
付属されているレシーバーをPCのUSBポートに差し込んで使うのだが、出っ張りが小さいので装着してもそれほど気にならない。また、マウスの裏側にレシーバーの収納する場所があるので、そこに差し込んでおけば持ち歩くのにも便利だ。コードがないというのは、思った以上に快適だ。
手の平ですっぽりと包むような感じで握れる大きさなので、手の小さな方でもそれほど違和感なく使える。ボール自体は若干引っかかるような感じがあるが、それも気になるほどではない。レビューを見ると「ホイールが引っかかるような感触がある」「ボールの動きが滑らかではない」と書かれていることがあるが、個体差があるのか私が鈍いのか、気になるほどの引っかかりはなかった。
トラックボールマウスという特殊な形状のマウスはそれほど種類が多くないので、価格や用途を勘案して購入する方が良いと思う。その中でも、価格を考えれば「M-XT3DRBK」はそれほど悪くはない商品だと思う。
特に、専用のアプリを使うことによって利便性が増す。他のマウスに比べてボタンやホイールの動作に割り当てられる数が多いので、きちんと設定すれば効率よくパソコンを使うことができるようになるのが大きな利点だろう。