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ペルセウス座流星群がいよいよ極大!2014年はスーパームーンとセット

今週のお題「自由研究」

 毎年お盆の時期に極大日を迎えるペルセウス座流星群。 2014年も8月13日(水)に極大日(最も流星が流れる日)を迎えるが、 今年はスーパームーンと連続しての天体ショーになりそうだ。

 ■真夏の夜空を彩るペルセウス座流星群

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 (http://www.astroarts.co.jp/)

 毎年お盆の時期に出現するのがペルセウス座流星群。 1月のしぶんぎ座流星群、12月のふたご座流星群と並ぶ三大流星群のひとつで、 毎年多くの流星を見せてくれる流星群だ。

 母天体は周期133年のスイフト・タットル彗星。 スイフト・タットル彗星が通った宇宙空間を毎年この時期に地球が通過するが、彗星が宇宙空間に残した”塵(ちり)”の中を地球が通過することで大気圏に塵が突入する。大気圏に突入した塵は大気との摩擦で燃えることから大量の流星群が発生することになる。

 今年のペルセウス座流星群は活動のピークが8月13日の未明と予想されている。しかし、夜空には満月に近い月が輝いているので観測条件としてはあまり良くない。

 それでもペルセウス座流星群は1時間あたり60個以上の流星が観測される年間でも常に1・2を争う規模の流星群なので、月明かりが目に入らないようにして北東の空を眺めてみよう。大きな火球も見られる流星群なので、思ったよりも多くの流星を観測することができるかもしれない。

■流星群の前には今年最大の「スーパームーン」

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 地球の周りを周回している月は円を描いているわけではなく、楕円を描くように周回している。地球との距離は約36万キロから約40万キロの間だが、最も地球に近づいた時に満月になると「スーパームーン」と呼ばれる大きな満月となる。

 今年はスーパームーンが7月12日、8月10日、9月9日の3回見られる「スーパームーンの当たり年」になっているが、今回のスーパームーンが3回のうちでも最も地球に近づくと言われている。

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 国立天文台の発表によると、月が地球に最も近づくのが8月11日午前2時43分頃。通常の満月と比較すると、大きさが14%、明るさが30%ほど増して見えるらしい。数値で見るとイメージがしづらいが、思った以上に大きく明るく見えるのではないだろうか。

 月の大きさを実感できるのは地平線から月が昇っている頃。地上の建物や景色と比較することによって、その大きさが実感できるのでスーパームーンを見たり撮影したりするのであれば、月の出直後が最も良いだろう。

 スーパームーンとペルセウス座流星群。今年のお盆は今までに無い天体ショーが見られそうだ。