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星空をめぐるこんな情報「ラブジョイ彗星、アイソン彗星、星座切手」

 年末を迎えて星空を見上げる回数が増えてきました。会社帰りに何となくですが空を見上げる回数が増えているような気がしますが、それも冬は空気が澄んで星が綺麗に見えるようになるからかもしれません。 

  すばる望遠鏡が「ラブジョイ彗星」の尾を撮影

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 ハワイのマウナケア山頂にあるすばる望遠鏡。口径8.2mの巨大な光学赤外線望遠鏡がラブジョイ彗星の尾を捉えました。
 今年11月末に太陽に接近したアイソン彗星 (C/2012 S1) は太陽に最接近した際に崩壊しましたが、今年9月に発見されたラブジョイ彗星 (C/2013 R1)は東の空で徐々に明るさを増しています。条件が良ければ肉眼でも見られますが、双眼鏡や天体望遠鏡ではさらにくっきりと尾を見ることが出来るようです。
 撮影されたラブジョイ彗星は、核付近だけではなく尾の内部も綺麗に撮影されていて、太陽の熱で彗星の核が溶け出す様子が良くわかります。美しいですよね。すばらし写真だなと思いました。
  ■「アイソン彗星」の活動は終了

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  アイソン彗星は、11月29日早朝に太陽に最接近した際に核が崩壊してしまいました。直後には「大きめの核が残って尾を引くかもしれない」という予想もありましたが、その後の追跡観測で肉眼では確認するのが難しいという結論になったようです。
 彗星の核が全く無くなった訳ではないようですが、明るさは「天の川のもっとも濃い部分の5分の1以下」と見られていて、日の出前の東の空では、地上からも航空機からも肉眼で確認出来ない明るさだということです。
 今年最大の天体ショーと言われていたアイソン彗星ですが、宇宙空間ではどんなことが起きるのか分からないんだなと思いました。 
  ■輝く「星座切手第4集」が発売開始

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 JP(日本郵便)は特殊切手「星座シリーズ 第4集」を12月4日に発行しました。今回の星座切手は、オリオン座、ふたご座など冬の代表的な星座がテーマとなっていて、キラキラと輝く様子はとても綺麗ですよね。
 このシリーズは第1集が2011年7月に発行されました。その時には夏の星座をあしらっていましたが、第2集で秋の星座、第3集で春の星座が発行されていて、私も第1集以来郵便局に行く用事があったときに買っています。
 今回、冬の星座をあしらった第4集が発行されたことで、四季すべての星座が揃いましたが、どれもホノグラフの輝きがとても素敵だなと思います。
 このシリーズでは必ずひとつは「日本古来の呼称で呼ばれる星座」が入っていて、今回はオリオン座の日本古来の呼称である「つづみぼし」が描かれています。星座と言えばギリシャ神話というイメージが一般的ですが、日本でも美しい呼び名がつけられていたんですね。
 手紙をおくるときにキラッと輝く星座の切手が貼ってあるというのはとても素敵ですし、クリスマスカードにも最適だなと思います。
  皆さんも郵便局に行く用事があれば、ぜひお買い求めください。