今週のお題「自由研究」
夏休みといえば自由研究。子どもの頃は楽しいというよりは割と苦痛だった覚えがあるが、それでも夏ならではなの事を調べたり実験したりするのは楽しかった思い出がある。
夏休みの自由研究はその名のとおり「調べることは自由」という場合が多いと思うが、いつもとは違う環境の中に身を置いて自然に関して調べるというのも面白いかもしれない。
■サントリーが行っている「水育(みずいく)」
飲料水・酒類の製造販売を行っているサントリーでは、 水育(みずいく)という言葉を掲げて「森と水の学校」を開催している。「人と自然と響き合う」「水と生きる」を企業理念としている会社らしい取り組みだ。
春から秋にかけて自然観察学習プログラムを展開しているサントリーだが、夏休み期間には夏ならではのプログラムを組んでいて、全国3カ所でインタープリーターによる自然観察会を実施している。
開催場所は山梨県北西部にある「天然水白州工場」、鳥取県南西部の中国山地の最高峰・大山の麓にある「天然水奥大山ブナの森工場」、熊本県の南阿蘇外輪山にある「天然水の森 阿蘇」の三カ所。どの工場も自然豊かな地に立てられていて無料の工場見学も随時行われている。
■水と親しむ魅力的なプログラム
私も工場見学でお世話になったことのある白州工場では、 「水のうまれる森に、あそびにいこう」というテーマでプログラムが組まれていて、 川遊びや森の中での散策と自然観察、天然水工場での見学などが行われる。
3時間のプログラムながら澄んだ川で泳いだり生き物を探したり、森の中に入って色々な物を拾ったり自然の豊かさを感じたりと、 親子で自然を満喫するとともに水の大切さを感じられる内容だなと思う。
小学生とその保護者を対象としたこのプログラムはとても人気があるようで、 8月中の開催日は最終週以外はキャンセル待ちの状態となっていた。申し込むなら早々に行った方が良いかもしれない。
■「水の自由研究」というウェブページも便利
サントリーの水育のホームページには「やってみよう!水の自由研究」というページもある。
水を題材とした実験や工作などがたくさん紹介されていて、夏休みの自由研究や工作のヒントになるのではないかと思う。暑い夏だからこそ水に親しんで水のことを考えるというのは、 夏休みの良い思い出にもなるのではないだろうか。
これから自由研究に取り組むというお子さんをお持ちの親御さんは、 ぜひ参考にしていただきたい。