文房具類の中で、一昔前よりも格段に使いやすくなったものの一つに修正テープがある。昭和の時代には書き損じは「修正液」を使っていたが、「修正液」はキャップの中に筆のようなものが付いててペタリペタリと塗る方式だった。乾くまで時間がかかるのと厚みがあって上書きしにくいのが難点だったので、「修正テープ」の登場で非常に作業がしやすくなった。その「修正テープ」も常に進化していて、時代に合った環境配慮型の商品も登場している。
紙ケース入りの修正テープ「ホワイパー 紙ケース入り」
プラスが発売している環境配慮型の修正テープが「ホワイパー 紙ケース入り」という商品だ。従来の修正テープに比べてプラスチック部分を40％削減していて、環境に配慮した製品となっている。
プラスでは以前から製品やパッケージに古紙を原料とした再生紙や、リサイクルされたプラスチック（再生樹脂）を使用した商品を発売しているが、「ホワイパー紙ケース入り」もその一つ。紙ケースにすることでエコなだけではなく、軽量で持ち歩きやすい商品となっている。
また、本体はプラスチック部分と紙部分を切り離して捨てられるようになっていて、分別回収にも役立つ仕組みが取り入れられている。エコナだけではなく修正テープとしての役割も向上していて、薄いテープなのにペン先で削りにくくサラッと書くことができるのも特徴だ。
機能を進化させつつも環境に配慮したサスティナブルな商品開発は、文房具の世界でも重要なのだなと感じさせてくられる商品だ。
