ご飯を炊くには炊飯器が必要だが、アウトドアでは飯盒や鍋で炊く必要がある。私は「トランギア(trangia) スモールメスティン」を使っているが、魔法瓶などを発売しているタイガーから、新聞紙１部でご飯が炊ける炊飯器が発売されている。
災害時にも使える「魔法のかまどごはん」
タイガー魔法瓶は、電気やガスを使わない炊飯器「魔法のかまどごはん KMD-A100」を2023年10月20日から発売を開始する。創立100周年記念モデルとして作られたこの商品は、ウェブ限定商品で直販価格は19,800円だ。
直火でごはんが炊ける5合炊きの炊飯器だが、関東大震災から100年の節目にあたることからタイガー炊飯器が防災グッズとして開発した商品で、電気・ガスが不要なのでキャプや災害時の炊き出しに使うことができる。
燃料も薪や炭は使わずに新聞紙を固く捻って薪がわりにするというのもユニークな方法だ。また、燃料の新聞紙を上手に使うことによって、炊き初めから炊き上がりまで慣れない人でも上手に炊けるよう工夫がなされているようだ。収納もコンパクトに行えるようなので、防災用品としてストックしておいてもよさそうだ。
