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ちょとしたことだけど素晴らしい、環境に配慮した替え芯ケース「コクヨ シャープ替芯」

エコが大切だと呼びかけられる時代は過ぎて、環境に配慮するのが当たり前の時代になってきた。リデュース、リユース、リサイクルの3Rは当然のことながら、生活の中のさまざまな材料にも環境に優しい素材が使われるようになって久しい。文房具の世界でも、当たり前のようにエコな素材が使われてきていることに改めて気づいた。

ケースが紙製の替え芯

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会社でも自宅でも使っているシャープペンシルの替え芯は、紙筒に入った「コクヨ シャープ替芯 B 0.5mm 40本入 PSR-PB5」という商品。中身は普通のシャープペンシル用の替え芯だが、ケースに紙管を使っているのが特徴だ。

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太さの違う2種類の紙管を使っているのだが、先端をくるっと丸めて潰した中に紙で作られた蓋が入れられているという構造だ。表面はつるつるとした手触りだが丸める際に自然と磨かれるため、環境に影響を与えるような成分は使われていない。

本当にちょっとしたことだし小さな工夫だが、環境に配慮するという思想がなければ生まれない商品だろう。ちょっとしたことながら、とても素晴らしいことだなと思う。 

コクヨ シャープ替芯 B 0.5mm 40本入 PSR-PB5

コクヨ シャープ替芯 B 0.5mm 40本入 PSR-PB5

 

作っているのは名古屋の小工場

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愛知県名古屋市にある愛知紙管という小さな会社がある。数年前にご縁があって工場見学をさせていただいたことがあるが、その会社で作られているのが名入れのできるノベルティ用ボールペン「ペーパーペン」だ。

この商品は今回ご紹介したシャープ替芯の材料と同じで、長さを変えて替芯ケースにしているというものだ。この会社はもともと紡績用の紙製ボビンを作っていたが、その技術を活用して環境に優しい紙製のボールペンを開発した。

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http://www.paperpen.co.jp/case/case.html

紙を丸めて圧縮されているこのボールペンは、紙を接着する接着剤にもでんぷん質を使っているというこだわりぶりだ。工場見学をした時に「小さいケースも作っているんです」とおっしゃっていたが、それが替芯のケースだとは当時は気づかなかった。それだけ、さりげなく自然に、当たり前のこととして環境配慮を行なっているということだろう。

oyakode-polepole.hatenablog.com