ペンケースは持ち歩きやすさを考えてコンパクトなものを選んでいるが、同時に手触りが良いというのも選ぶ際のポイントだ。一番持ち歩いているのは革製でクルクルと巻くタイプのペンケースだが、パイロットからは素材にサステナブルなものを使った商品も登場している。
「間伐布」を使ったペンケース
パイロットコーポレーションは、日本国内の間伐材から作られる間伐布を使ったペンケースシリーズ「Kiːro(キーロ)」を発売する。発売開始日は2022年6月10日、価格はポーチタイプが2,090円(税込)、ロールタイプが3,190円(税込)を予定している。
「間伐布」という言葉は聞きなれない言葉だが、森を健全に育てるために伐採される間伐材をもとに作られる布のことで、間伐材に麻やコットンを配合して作られるようだ。「キーロ」は間伐布を外生地に使用することで、柔らかく優しい肌ざわりを実現しているようだ。手触り、肌触り良いペンケースは毎日持ち歩いても楽しいだろう。また、内生地や紐などのパーツにも天然由来の素材を多く使用しており、縫製も国内で行うなど国産にこだわっているのも特徴だ。
カラーバリエーションは4色揃えられており、それぞれに日本の四季の彩りをイメージした名前が付けられている。
花便り色(はなだよりいろ)…春を迎え、花開く木々を感じる「春色」
若葉色(わかばいろ)…夏の訪れとともに、若葉に覆われる森の緑を感じる「夏色」
初紅葉色(はつもみじいろ)…秋めくなか、黄色く色づく紅葉を感じる「秋色」
冬木立色(ふゆこだちいろ)…冬深まる中、落葉した木々が凛と立つ光景を感じる「冬色」
そういったところにもこだわりがみられて、実物を実際に触ってみたいなと思わせてくれる。発売が今から楽しみだ。