来年の手帳は今年同様に「ほぼ日手帳」にしたが、ビジネスバッグや休日用のサコッシュには軽量コンパクトな測量野帳がいれてある。もう10年以上前に作ってもらった専用の革カバーに入れて持ち歩いているが、革製品の触り心地は他の商品とは一味違う良い触り心地だなと思う。そんな革製品の良さを生かした手帳カバーが登場している。
思わず触りたくなる「本革ロールカバー」
大阪にある有限会社 ワキは、自社の和気文具プライベートブランド「WAKI STATIONERY」から、ノートとペンを一緒に持ち運べるカバーの製造販売を開始した。
私も和気文具の商品で人気の高い「ロールペンケース」を使っているが、そのデザインを継承した「本革カバー ロールタイプ A5サイズ[カバーのみ]」「本革カバー ロールタイプ JSダイアリー用 B6変形サイズ[カバーのみ]」は栃木レザーのオイルタンニンレザーを使用しており、使えば使うほどより柔らかく馴染むようだ。本体は紐でくるりとまくだけの簡単なデザインなのだが、それだけに紐の結び方で個性を出すことも出来そうだ。
価格はさすがの値段で高額だが、長い年月使えることを考えると決して贅沢ではないだろう。私も冒頭でご紹介した手帳カバーは特注のオーダー品だったので、手帳カバーとしてはなかなかのお値段だったが、10年以上使ってもへたること無く逆に黒光りがするようになってなかなか良い。この手帳カバーもきっと独特の風合いになるのだろうなと考えた。価格の正当な高さは、ある程度品質に比例すると言うことだろう。