あっという間に12月に入り今年も残りわずか。月めくりのカレンダーも残り一枚になった。そろそろ来年のカレンダーを用意しなければならないが、なぜか手帳と違って毎年ギリギリまで準備しないのがカレンダーだ。毎年使っているのは書き込みのできる実用的なタイプだが、季節を感じることのできる素敵なカレンダーも発売されている。
縦半分にめくるカレンダー
岐阜市にあるデザイン会社COMULAが展開する文具ブランド「句具」。俳句用の文房具ブランドだが、来年度用の素敵なカレンダー「二十四節気カレンダー2022」を発売している。価格は2,200円(税込)。季節を感じることのできるカレンダーが。
通常の月めくりカレンダーは毎月一日に前の月のカレンダーをめくるが、「二十四節気のはじまりの日」にめくることを前提として作られている。二十四節気とは立春、春分、夏至など季節を表す名称。このカレンダーはその二十四節気が元になっていて、2022年2月4日の立春に始まり2023年の立春前日の2月3日までが1年間となっている。
私は何となく12月から2月が冬、3月から5月が春などと月で季節を考えてしまうが、このカレンダーは昔ながらの季節を感じる二十四節気ごとに半分ずつ切り離せるので、次の季節を見ながら現在の季節を感じることができるようになっている。
月ではなく二十四節気で季節を感じながら日々を過ごすというのも、とても素敵なことなのかもしれない。