在宅勤務の機会が増えて売り上げが伸びているもののひとつが、指でボールを回して使うトラックボールマウス。まだまだ使っている人は少数派だが、マウスを動かすスペースが不用で手首も疲れないトラックボールマウスは、じわじわとその人気が高まって来ている。私も7年ほど前から使っているが、今では自宅に2台、会社に1台置いて使っている。
トラックボールマウスの代表格はロジクールのM575Sだと思うし私も2台持っているが、ナカバヤシからは新たに角度を変えられる親指トラックボールが発売されるようだ。
「ゲタ」を履かせて角度を可変
ナカバヤシはこれまでもコンパクトなトラックボールなどを発売しているが、新たに角度を変化させられる「Digio2 角度可変 5ボタン光学式親指トラックボール」を発売する。発売時期は2021年11月中旬。Bluetooth接続タイプ、無線接続タイプ、有線接続タイプの2種類があり、販売予定価格はそれぞれBluetooth接続タイプが11,440円(税込)、無線接続タイプが10,340円(税込)、有線接続タイプが9,405円(税込)が予定されており、カラーバリエーションは、ブラック、グレー、レッド、ホワイトの4色が揃っている。
特徴的なのは付属のスタンドを装着して、マウスの角度を変化させられるという点。通常利用なら36°、付属のスタンドをゲタのように履かせることで46°の傾斜角を付ける事ができる。トラックボールマウスは通常のマウスと異なり、一旦手を置いたらポジションがそのままなので、自分が使いやすい疲れないポジションを取るためには角度を変えられるというのはありがたい機能だ。
ポジションの角度を変えられるだけではなく、センサーは最大1,600dpi動作の光学式センサーを搭載。「おまかせ速度調整機能」により600dpi(固定)/450~1,200dpi(自動)/600~1,600dpi(自動)の3パターンを必要に応じて切り替えて使用することができる。マウスボタンは左右クリックと「進む」「戻る」ボタン、スクロールホイールを合わせた5ボタンを装備。ユーティリティソフト「Digio² Mouse Setting」を使えば、クリックボタン以外に別の機能を割り当てることもできる。発売が今から楽しみな商品だ。