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「るきさん」(高野文子)

皆さんは本を選ぶ時に、どのような情報を元にして選ぶことが多いだろうか。最近ではネットで本を注文していると、注文履歴に応じておすすめの書籍がプッシュ通知されるようになってきたので、好みの本に関する情報がすぐに届いてそれはそれで便利だなと思う。また、書店の平台を覗けばその時々のおすすめ商品や新商品が並んでいるので、その中で気になるタイトルや好きな作家さんの最新作を選ぶということもあるだろう。

私もそういった方法を使って書籍を選んでいるが、どうしても読む本が偏ってしまうので毎週日曜日には新聞の書評欄を読むようにしている。我が家は読売新聞を購読しているが、日曜版に3ページほどの書評コーナーがあって、様々な分野の方が毎週おすすめの本を紹介されたり特集的に紹介されたりしている。毎週読んでいても毎週読みたい本が見つかるわけではないのだが、時には「おや?」と気になる本が紹介されているのだが、少しでも面白そうだなと思ったら迷わず読むことにしていて、そうやって選んだ本は8割方「読んで正解」と思える内容だ。 ウェブ全盛期の現代だが、プッシュ型の情報だけに頼るのではなくこういう方法で能動的に選書するのも楽しいことだと思う。 

るきさん (ちくま文庫 た 31-1)

高野文子さんが描かれた「るきさん (ちくま文庫)」は、新聞の書評で作家の宮部みゆきさんが紹介されていた一冊だ。「有名すぎて皆さんご存知だと思う」というようなことが書かれていたが、私は全然知らないコミックだったし、宮部みゆきさんのファンなので迷わずいつも行く書店に取り寄せてもらった。 

 「るきさん」は漫画家の高野文子さんが描かれた漫画作品で、ファンション系情報雑誌『Hanako』に連載されていた漫画。1988年6月から1992年12月まで連載されていたというのだから、バブル真っ盛りの頃に連載が始まった作品だ。

主人公のるきさんはきままな独身生活を送る30代と思しき女性で、在宅で医療保険の請求処理の仕事をしているが、仕事が早くて一ヶ月分の仕事を一週間で一気に片付けてしまい、残りの日々は近所で買い物としたり図書館で本を借りたり、趣味の切手収集に勤しんだり料理を楽しんだりと、自分の時間を満喫しているおっとりとした女性だ。一方で仲の良い友人のえつこさんは会社勤めをバリバリとこなすOLで、ファッションや美味しいお店などの情報にも詳しいのだが、るきさんと過ごすことで日々の忙しさで疲れた気持ちを休めている。るきさんとえつこさん、その周辺の人々とのやりとりを読んでいると、自然と気持ちが休まるので不思議だ。

現在、文庫本と単行本の2種類が発売されている。私は文庫本を購入して読んだが、文字が小さくて「しまった!」と後悔した。私のように小さな文字が見えにくい年代の方は、値段は高いが単行本の方がゆっくり読めるだろうし、文庫本よりも後日談が1ページ追加されているようなのでおすすめだ。 

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