急に半袖では肌寒い朝が訪れるようになった東京地方。それでも一気に秋になるわけではなく、寒暖差が激しくなってきた週末金曜日ですが、今日は「台風の日」でもあるのだそうです。
1954年(昭和29年)に「洞爺丸台風」で青函連絡船・洞爺丸が転覆、1958年(昭和33年)に「狩野川台風」が伊豆・関東地方に来襲、1959年(昭和34年)に「伊勢湾台風」が東海地方に上陸したのは全てこの日だったのだそうです。偶然とはいえ、やはりこの時期は大型の台風が発生しやすいんだなと思いました。
最近では台風だけではなく、「線状降水帯」という、猛烈な雨が同じ場所に降り続く現象もよく耳にします。先日、三重県四日市市の地下駐車場に水が流れ込んだ被害は記憶に新しいところですが、台風や豪雨に直面した際には以下の対策が重要だと言われています。
○情報はこまめにチェック
テレビやスマホのアプリ、自治体の防災情報などで最新情報を確認しましょう。特に「警戒レベル」や「線状降水帯発生情報」が出たら要注意です。
○避難場所と道順を家族で共有
「避難所はどこ?」「水に弱い道は?」などを普段から確認しておくと安心です。お年寄りや子どもと一緒の場合は、移動方法も考えておきましょう。
○避難は早めに
雨や風が強まってからでは動けなくなることも。警報が出る前でも「危ないかも」と思ったら、安全な場所へ早めに移動しましょう。
○停電・断水に備えておく
懐中電灯、モバイルバッテリー、飲み水や非常食は必須アイテム。いざという時に困らないよう、日常のストックを心がけましょう。
○家の中の水害対策も大事
電化製品はなるべく高い場所に移動、玄関には水のうや土のうを置くなど、できる範囲で工夫すると被害を減らせます。
今日は週末金曜日。昔から「備えあれば憂いなし」 と言われていますが、9月26日の「台風の日」は過去の大災害を思い出しながら、防災への意識を高めるきっかけの日にしてみませんか?我が家も防災用品をストックしていますが、今一度チェックしてみたいと思います。