食いしん坊なので毎日ランチを楽しみにしていますが、先日もおいしい定食を食べさせてくれるお店で季節のお重をいただきました。そのときに添えられていたのが「柚子胡椒(ゆずこしょう)」。ご存じの通り、唐辛子とユズとを原料とする調味料ですが、「胡椒」という名前が付いているものの、唐辛子が材料だというのはちょっとしたトリビアですよね。
お肉に乗せても、お茶漬けに乗せても美味しくいただける柚子胡椒。ランチのお重から具材とごはんをお茶碗に出して、だし汁でお茶漬け風にして食べたのですが、その時についつい入れすぎてしまいました。入れすぎたおかげで柚子胡椒の固まりが喉を直撃し、思わずむせてしまったほどです。あービックリしたなとその時はお茶を飲んでやり過ごしたのですが、2～3時間ほどすると徐々に声が出にくくなってきて、夕方にはがらがら声になってしまいました。
夜になっても状況は良くなりませんでしたので、翌朝念のために抗原検査を行ったところ結果は「陰性」。ホッとしたものの、がらがら声は相変わらずでしたので、馴染みの耳鼻咽喉科に行って診察をしてもらいました。病院では内視鏡で声帯を診てもらいましたが、診察の結果やはり刺激物で声帯が腫れているとのこと。抗生物質やアレルギーの薬、吸入剤などをいただいて帰宅しやれやれとひと安心した次第です。
このご時世、喉の痛みがあると「新型コロナかインフルエンザか」と心配になりますし、家族を含めて周囲もざわつきます。これからは「食欲の秋」本番。食いしん坊なのでついつい色々なものを見境無く食べてしまいますが、これからは「柚子胡椒の食べ過ぎ注意」を胸に刻みたいと思います。
柚子胡椒が悪いわけではなくて、私の食べ方が悪かっただけなんですけどね。これからは柚子胡椒を食べない、、、のではなく「ほどほどに」楽しみたいと思います。
