今日は週末金曜日。だいぶ秋らしくなってきた首都圏ですが、昼間は上着が必要ない陽気ですよね。そんなまだまだ暑さがおさまりきれない金曜日ですが、今日は「新聞広告の日」なのだそうです。
毎年10月15日から10月21日までが「新聞週間」になっていて、そのなかでも“区切りが良くて覚えやすい”という理由で10月20日が「新聞広告の日」として制定されたのだそうです。また、新聞広告の生活情報源としての役割の大きさをアピールし、より多くの人に知ってもらうことが目的のようですので、この日を中心に新聞広告賞などの授賞式が行われます。
最近では紙媒体の新聞を取る人が少なくなって、有料の電子版を購読する人が増えてきているようです。また、そもそも新聞を読まずにネットニュースだけだという人も多いようですが、情報の確かさやニュース以外の細かな情報は紙媒体の新聞にまだ軍配が上がりそうですし、文字の大きさや記事の範囲で重要度が直感的にわかるというのも、紙媒体の新聞のメリットではないかなと思います。
私は中学2年生から高校1年生まで、連続ではないものの新聞配達をしていました。ギターなど欲しいものが出てくると単発で新聞配達のアルバイトをしていたのですが、生まれ育った場所が九州の田舎町でしたので、バイトと言えば早朝の新聞配達ぐらいしかありませんでした。
夏場は夜明け時のひんやりとした空気が気持ち良かったのですが、冬は真っ暗な中で寒さに震えながら自転車を走らせていましたので少々辛かった思い出があります。また、「折り込みチラシ」の作業が当時は手作業でしたので、朝早くから皆で黙々と新聞にチラシを入れていく作業もなかなか大変でした。
それでも、人生で初めて得た「給料」はとても嬉しくて使うに使えなかった記憶があります。当時は現金支給だっということもあって、「自分で働いて得たお金」という感動が大きかったのかもしれません。「新聞広告の日」という記念日を知って、新聞配達少年だった自分を思い出しました。
今日は週末金曜日。我が家は新聞を定期購読していますが、折り込み広告や記事広告を見て旅行の計画でも立ててみようかなと思っています。もちろん、食欲の秋ですので、美味しいお菓子を食べながらというのはセットですね。
