ろう者で全国初のバス運転手になった松山建也さんが、「手話が公用語」のバス会社かわさみ交通の設立を目指している。バス会社を設立するためには約1億5千万円必要となるそうだが、今回と8月の2回行うクラウドファンディングでその一部を集めるのが目的だ。
新たに構想している路線バスルートの場所は、埼玉県の西部地域にある「坂戸市・鶴ヶ島市・日高市・狭山市・入間市」エリア。電車もバスもなく公共交通機関の空白地と呼ばれている場所で、地域のためにも役立つ構想だ。
松山さんが考えている「手話が公用語のバス会社」の設立や、地域の足として役立つという目的も素晴らしいのだが、「バス会社を立ち上げる」という壮大な夢に向かっている姿がとにかく素晴らしいなと感じた。
①７月 土地・建物・バス購入
工事・バスの再塗装など整備１台に約１ヶ月かかる見込み×６台
バス用品機器については半導体不足により注文より６ヶ月かかる見込み
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②８月 ２回目のクラウドファンディング募集予定
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③１０月 従業員募集・運転研修開始
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④１２月頃乗合事業申請（約３ヶ月審査）
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⑤来春運行開始目標
※バス停設置予定周辺の許可や道路管理課、他社バスと話し合い等で予定日よりずれ込む可能性もあります。
今後のスケジュールは上記のとおりとのことだが、これだけのことにチャレンジするというのは途方もないパワーが必要だなと思う。私の拙い文章では松山さんの考える「かわせみ交通」設立の趣旨を伝えきれないと思うので、ぜひクラウドファンディングのページをご覧いただきたい。
今回のクラウドファンディング第一弾は今日を入れて２日で終わるが、第二弾やその先も微力ながら応援していきたい。
