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童心に戻ってのんびりできる空間「藤子・F・不二雄ミュージアム」

少しずつ以前の生活が戻りつつあって、今まで控えていたお出かけも徐々にできるようになってきた。まだまだ人混みは心配だが、時間単位で入場数をコントロールしている施設なら安心感がある。先日は、そんな安心感があってのんびりできる場所に行ってきた。

ドラえもんなどが迎えてくれるミュージアム

先日足を運んだのが、川崎市多摩区にある「藤子・F・不二雄ミュージアム」。「ドラえもんミュージアム」と呼ばれている施設だが、ドラえもんだけではなくパーマンやおばQなど、藤子・F・不二雄さんが生み出したキャラクターたちが出迎えてくれる。このミュージアムはチケットが時間指定制になっているので、ミュージアム内がおおよそ一定の人数になっているのでゆっくりと見学することができるのが良い。

展示室や企画室には原画や資料などが整然と展示されていて、自身のスマホでQRコードを読むことで解説を聞くことができる仕組みになっている。そのほかにも、F先生が使っていた机が展示されていたり、ここでしか見ることのできない映像を流すFシアター、 いろいろなキャラクター達に出会える「はらっぱ」、 オリジナルメニューが楽しいカフェなどさまざまな施設があってゆっくり楽しめる。

ミュージアム自体はそれほど大きな建物ではないが、入館者に対するホスピタリティが随所に盛り込まれていて、のんびりと過ごすことのできる場所だった。機会を作って2度3度と足を運びたくなる施設だなと思う。

のび太の家

裏に回るとのび太の部屋などを見ることができるが、備え付けられているタブレットを使うと、部屋の中にドラえもんやのび太が登場するのが楽しい。

Fシアター入場券

Fシアターに入るための入場券。パンチがドラえもんの手の形になっている。

はらっぱ

建物の屋上なのに、裏にある生田緑地の斜面や森を活用することで広々としたはらっぱになっている。どこでもドアや原っぱのドカンなどが置いてある撮影スポットだ。

ミュージアムカフェ

ジャイアンが気持ち良く歌っているのは「ボエ~ケーキ 」というチーズケーキ。下の写真は「ドラえもんぶらん」と名付けられたモンブランケーキ。どちらもボリュームがあって、とてもおいしかった。

かの有名な「きこりの泉」

湖に落ちたジャイアンが 「きれいなジャイアン」となって現れる「きこりの泉」。人気のスポットだ。

この日は朝方雨が降っていたので、帰りに「雨の日アメ」をいただいた。ちょっとしたことだが嬉しいし、こういったところに細やかな心遣いを感じる素敵なミュージアムだった。

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