ランニングを始めて半年目。まだまだランニング初心者だが、スピードは出ないながらも毎週末のんびりとランニングを楽しんでいる。そんな私が教科書にしているのが、テレビでもおなじみの金哲彦さんの一冊。なかなか参考になるメソッド本だ。
最初は500mも走れなかった
若い頃から長距離走は苦手だったが、ひょんなことから昨年11月に職場の仲間と一緒に駅伝大会に出ることになった。どうせ出るなら少しは練習をした方が良いなと思い週末に走ってみたが、500mも走ると息が上がり、走っては歩き、歩いては走るという具合だった。
これはいかんと思い、まず読んだのが中野ジェームズ修一さんの「マンガでわかる新しいランニング入門 (IKEDA HEALTH BOOK)」と言う一冊。私のようなランニング初心者にむけた一冊で、「まずは歩くところから始めよう」ということがわかりやすく書かれていた。
駅伝大会まで約1ヶ月。毎週末に少しずつ距離を伸ばして、駅伝大会はなんとかしのぐことができた。いやはや、50才台後半になっているのに何事も安請け合いをするものではないなと反省した。
走るのが楽しくなってさらに練習
駅伝大会が終わり、今までだったら「これで走らなくて済むな」と思うところだが、1ヶ月練習したら数キロ走れる様になったので何だか走るのが楽しくなってきた。それからは、日帰り温泉を目的地にした『温泉ラン』をやってみたり、旅行先で走る『旅ラン』をやってみたりと気ままに走るようになった。
せっかく走るのであれば、きちんと走り方を覚えた方が怪我もしなくて良いなと思い読み始めたのが、金哲彦さんの「走りがグンと軽くなる 金哲彦のランニング・メソッド完全版」という一冊。
金さんは箱根駅伝も走られた方で、NHK BS-1のラン×スマでもお馴染みの方だ。私も以前からこのテレビを観ていたが、初心者にも分かりやすい言葉で分かりやすく教えてくれる方だなと思っていた。さすがNHK、初心者向けの番組作りが上手だなと思う。
この一冊はウォーミングアップから走る姿勢まで分かりやすく解説されていて、ランニング初心者にとってはありがたい。また、基本的な走る姿勢や痛みが出た時の対処法なども丁寧に書かれていて分かりやすい。
この本の中にはいくつか走る時の基本姿勢が書かれているのだが、それをきちんと実践できる様になると「羽がはえたように軽やかに走れるようになる」のだとか。まだまだその域には達しないが、還暦まであと数年という歳に始めたランニングなので、焦らず少しずつマイペースで楽しみたいと思う。