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ゆっくりと長く走る『LSD(ロング・スロー・ディスタンス)』で春の気配を感じる

ランニングの練習メニューのひとつとして、「LSD(ロング・スロー・ディスタンス)」というトレーニングメニューがある。これは、会話ができる程度の1km7〜8分ほどのゆっくりとしたスピードで60分以上走るというトレーニングで、有酸素運動の能力が向上するとされている。ランニング初心者の私にとっては、1km7分台で走ってもなかなか息が切れてしまうのだが、本格的に走るランナーは2〜3時間走るというのだからすごいことだ。  

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ロング・スロー・ディスタンスを行うことによって期待できる効果には、マラソン体質を形成したり毛細血管を発達させたりすること以外に「ランニングを習慣化させる」という効果がある。ロング・スロー・ディスタンスでは「きつい」と思う手前でスピードを抑えるため、周辺の景色を楽しんだり仲間と話をしたりと「楽しい」と思える走りをするからだ。

確かに「ランニング=息が苦しい」というのが私のランニングに対するイメージだったが、週末にのんびりとロング・スロー・ディスタンスを行うようになってから「走ると楽しいな」と思えるようになった。ランニング初心者としては、こう思えることがまずはとても大切なんだろうなと思うしたくさん走ることのできる週末を楽しみに待つようになった。 

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先日も川沿いの遊歩道をのんびりと100分ほど走ったが、川面を渡ってくる風にほのかな春を感じたり、遊歩道沿いにある桜の木の芽が膨らんでいるのを楽しむことができた。 

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川沿いの公園ではデイキャンプやバーベキューを楽しんでいる家族が多く、椎型コロナウイルスが流行している中では良い気分転換なのだろうなと思う。  

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 ランニングの最後には早咲きの桜を見ることで春の訪れを感じたが、10kmを過ぎたあたりから太腿やお尻の筋肉が痛くなってきたのはまだまだマラソン体質になっていないからだろう。それでも、4ヶ月前に走り始めた時には続けて1km走るのがやっとだったことを考えれば、継続してコツコツと続けることが大切なんだなと思っている。

走りがグンと軽くなる 金哲彦のランニング・メソッド完全版

ロング・スロー・ディスタンスを含めたランニングの教本として、金哲彦さんの「走りがグンと軽くなる 金哲彦のランニング・メソッド完全版」を愛読している。NHK BS-1のラン×スマでもお馴染みの金さんだが、ランニング初心者にとってはウォーミングアップから走る姿勢まで分かりやすく解説されているのがありがたい。

この本のご紹介は別途中身を含めてしっかりご紹介したと思っているが、50才台後半でランニングの楽しさに目覚めたからこそ無理をせず地道に体づくりから始めており、だからこそロング・スロー・ディスタンスなどで『楽しみながら走る』ということを続けていきたいと思う。 

走りがグンと軽くなる 金哲彦のランニング・メソッド完全版

走りがグンと軽くなる 金哲彦のランニング・メソッド完全版

  • 作者:金哲彦
  • 発売日: 2019/10/29
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)