一般家庭で段ボール箱を開けるという作業は、一昔前ならそうそうあるものではなかった。実家から荷物が届くとか、電化製品を買ったとか、そんな時ぐらいだったような気がする。
ところが今では、通信販売が一般的になってきた。我が家も同様で、多いときには週に何個か段ボール箱が届くことがある。段ボール箱を開けて中身を取り出し、畳んで片付けるというのはなかなか面倒な作業だ。そんな時に便利なハサミが発売される。
ひとつで二通りに使える2wayハサミ「ハコアケ」
http://www.kokuyo-st.co.jp/stationery/hakoake/
コクヨが2017年8月9日に発売を予定しているのが、ワンタッチで段ボール箱開けになる「ハコアケ」というハサミ。そのものズバリのネーミングだ。
種類は2種類あるが、チタンを使っているかどうかという刃の材質の違いによるものだ。カラーバリエーションは通常のグルーレス刃が3色、チタングルーレス刃が2色。価格は通常バージョンが700円(税別)、チタンバージョンが1,000円(税別)を予定している。
http://www.kokuyo-st.co.jp/stationery/hakoake/
動画を見てもらうとわかるように、握り部分にあるスイッチをスライドすることで段ボールに貼られたガムテープなどをサーっと切れる短い刃が出てくる仕組みだ。ハサミを開きっぱなしにして刃先をスライドさせても切ることができるが、安全を考えると専門の道具があるに越したことはないだろう。
http://www.kokuyo-st.co.jp/stationery/hakoake/
仕事で段ボール箱を開けることが多い場合には、このハサミがあるととても便利だろう。例えば書店であったり配送センターであったり、あるいは企業やビルのメールセンターなどでは重宝するかもしれない。
また、家庭であってもあえてこのハサミを揃える必要はないかもしれないが、買い替える場合などには購入の候補にしても間違いではないだろう。ハサミはいろいろなタイプのものや、様々なサイズのものが発売されている。それぞれの特徴をよく理解して揃えることが大切だろうと思う。
「グルーレス刃」とは何だろう
我が家でスポーツ時のテーピングやガムテープを切る時などに重宝しているのが、コクヨの「エアロフィットサクサ グルーレス刃 ワイドハンドル」というハサミだ。
このハサミはグルーレス刃が使われていて、ガムテープなどを切ってもベタつくことが少なく快適に作業を行うことができる。
http://www.kokuyo-st.co.jp/stationery/scissors/airofit/saxa.html
「グルーレス刃」はコクヨのオリジナル設計。粘着材が付着する部分を最小限にし、閉じたときに刃と刃が面で接しない構造となっており、フッ素コーティング刃よりも長期間粘着材が付着しにくいという特徴がある。
ハサミは進化し続けている道具だが、こういった特徴がある道具を選ぶもの大切な選択肢の一つだと思う。
コクヨ ハサミ 切れ味続く エアロフィットサクサ スーパーグルーレス刃 ワイド ハサ-PF250W
- 出版社/メーカー: コクヨ(KOKUYO)
- 発売日: 2013/12/25
- メディア: オフィス用品
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