パソコンやワープロが無かった頃は、色々な紙資料を切り貼りしていた。切り貼りした資料を線が出ないようにコピーするのも結構難しくて、厚い冊子を乗せて押さえつけたりしたものだ。また、紙資料を並べて裏にセロテープを貼り、 A4版をA3版にして見やすくするなどの工夫もしていた。かなり前時代的な方法だと思っていたが、それを行うための文房具が発売されるようだ。
ノートとプリントをつなげる「チョイタス」
文具とファニチャーの総合メーカーコクヨは、プリントをノートに貼って整理する「キャンパス プリントをつなぐシール<チョイタス>」を2018年6月13日(水)から発売する。販売価格はワンセット280円(税別)を予定している。
パソコンソフトで文章を作成し何回でも簡単に出力できる時代だが、中高生は学校で配布されたプリントをノートなどに貼ることが多いようだ。中高生だと学校で電子ファイルが配布されるわけではないので、配られたプリントをいかに整理するかは重要な問題だ。
ノートに直接プリントを貼るという方法もあるが、それだとノートの半分が使えなくなってしまう。また、すでにノートに情報を書き込んである場合には次のページに貼ることになるが、ページをめくって見る必要があって不便だろう。
http://www.kokuyo-st.co.jp/stationery/choitas/
今回コクヨから発売される「チョイタス」を使えば、メモしたページの横にプリントをつなげることが出来る。そうすることで、プリントとノートを一緒に見ることができて便利だろう。
http://www.kokuyo-st.co.jp/stationery/choitas/
貼り方も簡単だ。シールの台紙の中心にミシン目が入っているので、シールの半分をはがし、ミシン目の端をノートやプリントの端に合わせればまっすぐきれいに貼ることができる。まっすぐ貼れると綺麗に整理できるので、とてもありがたい機能だろう。
http://www.kokuyo-st.co.jp/stationery/choitas/
ラインナップも豊富なので、科目によって替えても良さそうだ。また、中高生だけではなく小さなお子さんをお持ちの親御さんなどが、学校のプリントを整理するのにも良いかもしれない。アイデアによって色々と活用できそうな商品だなと思う。