毎年大賑わいの「文具女子博」。2017年12月に始まったこのイベントは、文具メーカー82社が集まって行われ4万人近くが訪れる一大イベントになった。その会場では様々な文房具類が販売されるが、文具女子博のみで発売される商品や先行販売される商品などもあって人気が高い。測量野帳で有名なコクヨでも文具女子博で先行販売した商品が、まもなく一般にも販売開始するようだ。
旅をメモする測量野帳
https://www.kokuyo-st.co.jp/stationery/joshibungu/
コクヨが新たに発売するのが、女性をターゲトとした”女子文具シリーズ”の中の「旅する野帳」という商品。ロングセラーの測量野帳をベースにした”TRIP BOOK”や”しおり用付箋”、”シール”、”ロールシール”の4商品がひとつのシリーズとして発売される。
https://www.kokuyo-st.co.jp/stationery/joshibungu/
TRIPBOOKにはリュックを背負ったクマがモチーフとして印刷されていて、シンプルながら旅を記録する手帳としての雰囲気が漂っている。中身は5mmのドット柄方眼なので、メモをしたり旅の思い出を自由に貼り付けたりすることができる。
https://www.kokuyo-st.co.jp/stationery/joshibungu/
同シリーズのふせん紙やシールを使えば、旅の計画を練るのにも便利だし旅の途中でメモするのにも便利だろう。また、カラーバリーえーションも3色なので好みに合わせて選んだり、用途に合わせて使い分けても良いだろう。
発売開始は2月中旬とのこと。女性にだけ使わせておくのはもったいない野帳なので、発売されたら私もランニング用やボウリング用として使ってみたいと思う。
長年使い続けられている「測量野帳」
測量野帳はコクヨが1959年に発売を開始した手帳で、発売から60年以上に亘って売れ続けている超ロングセラー商品だ。もともとは測量士が使うために作られた手帳で、現在も製品の種類としては製図用品に分類されている。
製図用品とはいえ、胸ポケットに入る大きさや立ったまま書くことができる固い表紙、書きやすい紙質などが人気となった。シンプルな作りとコストパフォーマンスの良さも手伝って、現在では一般的な手帳としてコンスタントに売れ続けている。
罫によっていくつかのタイプがあるが、私が愛用しているのは3mm方眼の「スケッチブック:というタイプだ。メモを取る時に絵文字や記号を多用するので、自由に描くことができるこのタイプが重宝している。コストパフォーマンスを考えると、これほど使い勝手の良い手帳はない。
メインの手帳は他にあったとしても、ビジネスバッグなどに一冊入れておくと便利な手帳だと思う。