常に使う筆記具がボールペン。万年筆の書き味も好きだが、職場や出先などでさっと出して使うのには書きやすいボールペンがあると便利だ。最近では書きやすいボールペンが増えたが、先日行った吉祥寺の文具・雑貨のお店「36(サブロ)」で「使って楽しい」というボールペンを入手した。
昔懐かしい「フローティング・アクションペン」
吉祥寺の昭和レトロな文具・雑貨のお店「36(サブロ)」で買ったのが、昔懐かしい感じを覚えるフロテーィング・アクションペンという商品。クリップ部分が透明になっていて、その中に詰められた液体の中を新幹線が移動するという商品だ。
このタイプのボールペンはかなり昔から販売されていて、逆に「今でも売っていたの?」と思ってしまうぐらいだ。調べて見ると、50年以上前から発売されているというから驚きだ。
裏側には「E5系はやぶさ」という文字が入っている。東北新幹線として走るはやぶさが、東京駅を出発するというシチュエーションが楽しい。スーッと出てくるというよりは、ゆるゆるとゆっくり出てくるのも見ていて癒される感じがする。
桂望実さんが書かれた「嫌な女 (光文社文庫)」では、主人公が色々な文房具類を持っていて印象的だが、フローティング・アクションペンも印象的なアイテムとして登場する。書き味も滑らかでなかなか良い筆記具だ。
傾けるとペンの中で新幹線が走る「電ペン」です。鉄道ファンのロマンがつまった1本です。 pic.twitter.com/BvEIoYZO9L
— Sublo (@36Sublo) July 13, 2017
見ているだけで落ち着くお地蔵さんボールペン
もう一つ気になっていて買ったのが、見た目も楽しいお地蔵さん2色ボールペン。黒と赤の2色だが、ペン軸を押し出す部分が福耳になっているのがポイントだ。全体的な色合いも御影石のようで良い。
お店の方に話を聞いたところ、来店されたOLさんでこの商品を使っている方がいて「見ているだけで落ち着くんですよ」と話されていたとか。確かに仕事の合間にこの顔を見ると落ち着くかもしれないし、ペン立てに入れておけばなんだかありがたい感じがしそうだ。
こういうボールペンが一本あっても良いなと思う。
何かあったときはこちらで心を落ち着かせます。お地蔵さん 2色ボールペンです。https://t.co/QWiP2Bwh80 pic.twitter.com/kvx2DDOqWP
— Sublo (@36Sublo) July 8, 2017
吉祥寺「36サブロ」
■「36 Sublo」
住所 東京都武蔵野市吉祥寺本町2-4-16 原ビル2階
電話・fax 0422-21-8118
営業時間 12:00~20:00
定休日 火曜日