散策も楽しい東京・吉祥寺の北口界隈だが、文房具好きとしてはやはり文具・雑貨の「36 (サブロ)」訪問は外せない。レトロな雰囲気の店内に、昭和レトロな商品が並んだ素敵なお店だ。現在はクリスマス時期らしい商品も並んでいて、見ているだけでも楽しい。
クリスマスの雰囲気が漂う店内
狭い階段をトントンと上がっていくと、レトロな雰囲気が漂う店内が出迎えてくれる。寒いこの時期はお店に入ると暖かさにホッとするが、「36(サブロ)」には暖かさとホッとする雰囲気とがあって好きだ。
小物が飾られた棚にもクリスマス用の小物が並んでいて、季節感を感じさせてくれる。昭和レトロな店内に置いてあると、クリスマス小物も昭和レトロな道具に見えるから不思議だ。
メガネやハサミの形をした真鍮クリップも、月光荘の真っ赤な鉛筆削りも、こうやってみると全てがクリスマスオーナメントのように見えて面白い。店内に足を一歩踏み入れると、文具好き、雑貨好きならふんわりと幸せな気分になることができるお店だ。
■「36(サブロ)」
住所 東京都武蔵野市吉祥寺本町2-4-16 原ビル2階
電話・fax 0422-21-8118
営業時間 12:00~20:00
定休日 火曜日
小さくて可愛い小物の数々
年末っぽさんが漂う店内で、木になる小物をいくつか見かけた。手に取ると持ち歩きたくなってしまうものばかりで、思わず買い求めてしまった。
こちらは、クリスマスらしく可愛いオーナメント。元々はツイッターで見たカタツムリのオーナメントを探していただが、すでに売り切れていて残念ながら買うことができなかった。
◎サンタかたつむり。手足と一緒に背中のボールも動きます。《通販でご紹介しきれない店頭のこまごま商品をご紹介。お取り置きのご要望や、商品の詳細は info@sublo.net までお問い合わせ下さい》 pic.twitter.com/u75yOedFsp
— Sublo (@36Sublo) 2016年12月5日
うーん残念だなと思っていたら、レジのところで見せていただいたのがこのオーナメント。下の小さな木のボールが動くとその上の大きな木のボールが回るというものだ。とぼけた表情もお気に入りで、サイドボードの上で可愛く立っている。
こちらはハサミ型真鍮クリップとメガネ型真鍮クリップ。真鍮の鈍い輝くも渋くて、少し重さがあるところも良い。長さ5cmほどなので、ちょっとした目印としてノートの表紙に挟んでも良いかもしれない。
ひょうきんな顔が可愛いのが、ペン先の後ろにつけて使うゴリラ消しゴム3個セット。字を消すのがもったいないぐらいの可愛さだ。
そしてこちらが、ちょっと珍しいメガネラペルピンだ。メガネ屋さんに作ってもらったというラペルピンは、メガネをかけている私にとってはトレードマークのようになるかもしれない。
一つ一つ材料から切り出しているので、一つ一つ模様が異なる。その場で好きな模様を選ばせてもらえるので、自分だけのラペルピンという感じがして良い。
こんな感じでつけるのだそうだが、パーティーの時などに”ちょっとしたオシャレ”で使う道具のようだ。オシャレとは縁遠い世界で過ごしてきた私だが、機会があれば何かのパーティー時にでもつけてみたいと思う。
これからクリスマスがやってきて、クリスマスが過ぎるといよいよお正月。忘年会などもあって何かと慌ただしい年末だが、時にはこういう小物を見て選ぶことで良い気分転換になると思うのだが、いかがだろうか。