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おめでとうございます!「クラウドファンディングで新園舎の移設」プロジェクトが目標達成!

 若い頃は自分を応援してもらいたなと思っていたし、実際にいろいろな人に助けて頂いたり応援していただいたりした。今でもたくさんの人に助けられているが、逆に頑張っている人を見ると無性に応援したくなる。それだけたくさんの良いご縁をいただいているということだし、それだけ年齢を重ねてきたんだろうなと思う。

 仕事にプライベートに忙しかった10月だが、そんな慌ただしい月が終わろうとするときに、じわっと嬉しい出来事があった。

幼稚園の新園舎が移設できる! 

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  このブログでも何回かご紹介したが、新潟県長岡市の「森のようちえん ふたばっこ」が新園舎の移設費用をクラウドファンディングで支援を求めていた。「森のようちえんに新園舎を!ログハウスを移設したい!」として移設費用の一部を集めていたが、このたびめでたく目標を達成することになった。

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 長岡市の山あいにあるこの幼稚園では、園児たちが午前中は雨でも雪でも合羽を着て野外で過ごす。さらに、自分でカマドに薪をくべたり、森の中で蜂の巣を見つけたり、森の中を縦横無尽に走り回ったりと、五感をフルに研ぎ澄ませた日々を過ごしている。

 私はもともとはこの幼稚園に縁もゆかりもなかったのだが、新潟に出張した際にふとしたことで「ふたばっこ」卒園生の親御さんと知り合いになり、その直後にクラウドファンディングが始まったことにご縁を感じた。

 九州の片田舎で野原を走り回りながら子ども時代を過ごした私にとっては、この幼稚園の環境が無性に懐かしく感じた。また、実際にこの夏に旅行がてらに直接訪問させていただいたが、想像どおり、いや想像以上に素敵な環境だった。

 今回、めでたく目標を達成して嬉しい限りだが、実際には移設や工事などはこれから始まるのだろう。関係者の皆さんはまだまだご苦労があると思うが、新園舎が出来上がった暁には、子ども達の笑顔を含めてたくさんの笑顔が満ち溢れるのだろうと思う。

readyfor.jp

嬉しい一言を発見

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 プロジェクトが目標を達成したというお知らせメールが届いて、良かった良かったと思いながらプロジェクトのページを覗いていた。達成した感想の他に支援された方々のコメントも掲載されていて温かい言葉の数々に癒されたが、ふと見ると私のブログのことが書いてあった。

ポレポレとうさんのブログを見て来ました。少ないですが応援したいと思います。頑張ってください!

 きくちゃんとおっしゃる方のコメントだが、私の拙いブログを見て支援を決心してくださったことに驚くとともに、心からありがたいことだなと感じた。「少ないですが応援したいと思います」という文章を見て、「いやいや、とんでもございません」と心の中で応えてしまった自分に苦笑した。

 頑張っている人には必ず応援する人が現れるんだと思ったし、小さな善意の輪が広がったことにも温かいものを感じた。

身の丈支援がまずは大切だと思う

 ボランティア活動やクラウドファンディングなどで支援を行う際は、「見返りを求めない支援」がまずは大切だろうと思う。「ありがとう」と言われることを嫌がっているわけではないが、「ありがとう」と言われたくて支援するのは本末転倒だ。

 そのためにも、時間的にも金銭的にも無理をしない「身の丈支援」がまずは大切だと思う。時間のやりくりをして手伝いをするのは良いことだし、お酒やタバコを少しだけ我慢して寄付に回すのも良いことだと思う。その程度は「身の丈支援」の範疇だと思うし、目的があって取り組むのは素敵なことだと思う。

 自分がお世話になったことを思い出し、誰かをさりげなく応援する。そういう「心遣いの身の丈支援」が増えてくると、今まで以上に住みやすい世の中になるのだろう。