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「脱マウス最速仕事術」(森 新)で在宅勤務時の効率化を図る

かれこれ25年ほどの長きに亘って、会社ではWindowsを自宅ではMacを使っている。職場にようやくWindows OSのPCが導入され始めた頃で、「会社ではWindowsを覚えて自宅ではMacを覚えたい」という単純な動機で自宅にはAppleの「Perfoma588」という機種を買った。当時、会社のPCはDOS/VからWindows3.0に移行される過渡期だったので、マウスでサクサクと処理を行えるMacに夢中になったものだ。

また、ショートカットキーを使うということもMacでは自然に覚えられたので、操作性はMacの方が良いなと感じていた。今でこそMacとWindowsとでのファイルのやり取りはスムーズに行えるが、当時は互換性は全くといって良いほどなかったので、我ながらよくぞ会社と自宅とで別々のOSを使い始めたものだなと感心する。

今でもMacを使う時には自然にショートカットキーで操作しているが、Windowsはどうしてもマウスでの操作に頼ってしまいがちだ。そのことに関してはあまり気にしていなかったのだが、在宅勤務で自宅からWindowsPCでのリモートアクセスを行うようになってから、Windowsでもショートカットキーをどんどん使った方が効率的なんだろうなと思うようになった。また、先日WindowsPC用のマウスの調子が悪くなった時にも、ショートカットキーをたくさん覚えておけば便利なんだろうなとも感じた。

そうは言ってもWindowsでのショートカットキーは種類が多いので、暗記するのが大変そうだなとも思っていた。 

脱マウス最速仕事術――年間120時間の時短を実現した50のテクニック

ネットでも「時短の参考になる」と評判の「脱マウス最速仕事術――年間120時間の時短を実現した50のテクニック」という一冊。私もある程度のショートカットキーは使っているが、”ある程度”なのでさらに覚えてみたいなと思い読んでみた。サブタイトルの「年間120時間の時短を実現した」というのは、ショートカットを全く使っていない場合との比較なので全ての人が大幅に時短になるわけではないが、頻繁に使うキーであれば覚えておいて損はないと思う。

読んでみると今まで覚えていたショートカットキーが思った以上に多くて、我ながらたいしたもんだなと自画自賛。しかし、それと同じぐらい知らなかったショートカットキーがあるので、「これは便利だな」と思いながら少しずつ覚えているところだ。

本書の特徴はショートカットキーをただ単に暗記するのではなく、「Ctrlキー」「Altキー」「Shiftキー」などそれぞれのキーの意味や役割が説明されており、それを踏まえたショートカットキーの機能を説明しているところだろう。そのことによって暗記するよりも覚えやすくなっているのはありがたい。個人的には、デスクトップ上に開いたアプリやブラウザを一気に最小化したり、瞬時に選んだりするショートカットキーが目から鱗の操作だった。

また、「ウィンドウの開閉」や「デスクトップ画面の切り替え」などWindowsOSの操作で使うショートカットキーや、ExcelやWordなどのアプリ操作で使うショートカットキーなどを分けて説明しているところもわかりやすい。さらに、ショートカットキーを使うためのホームポジションなども図解されていて分かりやすい。

最終的にはある程度「暗記」する必要はあるのだが、操作を行いながらチョコチョコと本書を確認することで割と気楽に覚えられるような気概する。ちなみに私は電子書籍版を購入し、iPad miniで表示させながらデスク上に置いているので便利だ。書籍版でも同様の使い方できるし、書籍版には一眼でわかる「ショートカットキMAP」が付属しているのでどちらを選ぶかはお好み次第だろう。

本書を読むことで大幅な時短になるかどうかは個人差があるだろうが、体系的ににショートカットキーを覚えてみたいという方にはお勧めの一冊だ。

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