毎年、ふるさと納税を行なっているので確定申告も行なっている。今年はコロナ禍の影響で確定申告の期限が一ヶ月伸びたが、それを良いことに先延ばしにしてしまった。これはいかんと思い、ようやく重い腰を上げて申告を完了させたが、以前に比べて年末調整もかなり楽になってきた。
「ID・パスワード方式」で郵送の手間なし
2019年の確定申告時期から始まったのが、「マイナンバーカード方式」と「ID・パスワード方式」だ。それまではパソコンで作成した申告書と領収書をセットにして、税務署に持参するか郵送する必要があった。また、マイナンバーカードとICカードリーダライタがあれば、パソコンだけで申告を済ませることもできたがICカードリーダライタを用意するのはなかなか面倒だ。
その点、「ID・パスワード方式」であればマイナンバーなどが必要ないので、簡単便利に確定申告を行うことができる。ただし、「IDとパスワード」を取得するためには、運転免許証など本人確認を行える証明書を勤務地または居住地に近い税務署に持参し、窓口で発行を依頼する必要がある。その点だけ手間がかかるが、職場や自宅の近くに税務署がある方はサッと出向いて登録すると便利だ。
ID・パスワード方式を利用するには、どうしたらよいですか。|e-Tax
なお、スマホで申告することもできるので、医療費控除など領収書の内容を多数入力する必要がなければそちらも簡単で良いだろう。
やってみたら割と簡単に完了
パソコンで確定申告書が作成できるようになった当初は、国税庁のホームページも少々分かりにくかった覚えがある。しかし、今年も「確定申告ページ」から申告を行なったが、ふるさと納税の申告と地震保険の追加申請が30分ほどで完了した。
確定申告の期限は今年令和3年は4月15日まで。まだの方はお急ぎください。