「GoToトラベル」や「Gotoイート」に関して、様々な情報がメディアで取り上げられ周知されている。経済を活性化させることと新型コロナの感染拡大を防ぐこととは、はたして両立できるのか。そんなことを考えながらも、妻の誕生日に近所のお蕎麦屋さんで食事を楽しんできた。
お祝いの時などにいつも足を運んでるお店で、お蕎麦屋さんなのに美味しい御膳料理を出してくれるお気に入りのお店だ。あらかじめ予約をしておきお昼時に足を運び、ささやかながら「誕生日おめでとう」と食事をした。
デザートまでのんびりと一時間ほど食事を楽しんだが、出てくる話は独り立ちした息子のことや最近の出来事やなどとりとめのない話ばかりだ。食べ終わってからも川沿いの遊歩道を歩きながらもとりとめのない話をし、散歩のついでに美味しい和菓子を買って帰宅した。
「Go to イート」で飲食業を活性化しようという取り組みはとても良いことだと思うが、こういったキャンペーンを使っても使わなくても、時々こうやって外食を楽しむのは大切なことだなと感じた。コロナ禍の中でついつい家にこもりがちになってしまうが、適切な対策を取って少人数で食事を楽しむのなら、時には外に出て”ささやかな”贅沢をするのは悪いことではないだろうか。
こんな時だからこそ、心穏やかに過ごせる時間を作るというのは、かなりの贅沢なのかもしれない。
