在宅勤務が増えたことに比例して、自宅で昼食をとる機会が増えた。もともと朝食は毎朝食べて、夕食もほとんど家で食べるので、土日を含めると3食すべて自宅で食べるという日が週の半分以上になる。妻は専業主婦だが、だからこそ一日中私のために食事を作っていることになり、本人は何も言わないがかなり大変だなと思う。だからと言って、外食はこのご時世ではなかなか出来ないので、各地の名産を時々取り寄せたり会社帰りに物産展などに寄って珍しいものを買って帰ったりしている。これもまた、新しい生活様式のひとつかもしれない。
機内食を自宅で楽しむ
新型コロナの影響で大打撃を受けている航空業界だが、その中でも航空会社の機内食販売が人気を集めているようだ。海外旅行に行ったつもりで機内食を食べるというニーズがあり、航空各社がそういった声に応えた形だ。
全日空は「 ANAショッピング A-style」で機内サービス用品を販売しており、その中で国際性の機内食を販売している。2020年12月からインターネットで機内食を3回ほど販売したが、そのいずれも数日で売り切れるという盛況ぶりだった。そのため、来月2月3日からは新たなメニューを加えて再度販売を予定している。価格的にも手ごろなので、休日のランチなどに旅行気分で食べてみるのも良いかもしれない。
また日本航空では「JALショッピング」で国際線ビジネスクラスの機内食を販売しているほか、「フードロス削減 | JALショッピング」というコーナーも開設しており、さまざまな地域の食材を販売している。旅気分で機内食を食べるだけではなく、コロナ禍で余ってしまった食材を食べて応援すると言うのも、ステイホームの続く中では良い取り組みかもしれない。
我が家も、機内食ではないが私の故郷の特産品を取り寄せることによって、ささやかながら地元の支援を行っている。支援というのもおこがましいようなささやかな取り組みだが、身の丈に合った取り組みは大切なのだろうと思う。