文房具が好きで新しい商品がでると興味深く手に取ってみたりしますが、必ずしも新しいものが良いというわけではなくて、ロングランを続けている商品にはロングランを続けるだけの良さがあると思います。コクヨの「測量野帳」もそういった良さのある文房具ですが、専用の手帳カバーがあるとさらに愛着が湧いてきます。
オリジナルの手帳カバー
プライベードでも仕事でも使っているコクヨの測量野帳。防水のものや罫線が入ったものなどいろいろなタイプがありますが、 私が使っているのは「スケッチブック」と呼ばれるタイプの測量野帳で、自由に文字を書いたりイラストを書いたり出来るので重宝しています。
山登りのときなどにはそのまま持参しているのですが、仕事で使うときなどにはこの緑色の表紙が少々寂しいなと思っていました。 そんな時に相談に乗ってもらったのが、 手作りで革製品を製造販売している「cokeco」の皮職人さんご夫婦。
お若いのにとても素敵な革製品を作られるご夫婦で、モノづくりの集まりで知り合い交流させていただいています。
そのcokecoさんに作っていただいたのが、 こちらの測量野帳オリジナルカバー。「MBOXタバコ」という皮を使ったオリジナルカバーで、シンプルな手帳に合うよう作りもシンプルにしていただきました。
最初は「ペンホルダーがあったほうが良いかな」とか、「名刺やメモを挟む部分があると便利から」と相談していたのですが、 結局はシンプル・イズ・ベストということでこの形にしていただきました。
開いた部分には「cokeco」のマーク入り。革のカバーはスーツの胸ポケットにも入る大きさですので、仕事の時にもスマートに使うことができています。
定番商品としてラインナップ
いろいろと相談しながら作ってもらったオリジナルカバーですが、「cokeco」ではそれを定番商品としてラインナップの中に入れてくださっています。自分がお願いして作ってもらったものが、お店の商品として並んでいるというのはちょっと嬉しい。
価格は7,000円(税別)で手帳カバーとしては価格的に高い部類に入るかもしれませんが、長く使えるお気に入りの道具としては適正価格なのかなと思います。2冊用もありますし、しおりやペンホルダーもオプションとしてつけることができるようですので、ご興味のある方はご覧になってみてください。
耐久性はさすがの革製品
使い始めて5年が過ぎましたが、革が手に馴染んできてとても良い色になってきています。使えば使うほど良い風合いが出てくるのも革製品の特徴で、耐久性も素晴らしいなと思います。
2冊用も作ってもらったのですが、こちらは手帳ではなく預金通帳入れとして使っています。預金通帳と測量野帳の大きさがほとんど同じなので、数冊の預金通帳を入れるのにとても便利。
革製品は価格が高いのでなかなか手が出にくいのですが、毎日使うものであれば結局は高い買い物にはならないのかなとも感じています。