アウトドアイベントやレトロなイベントが大好きだということもあって、双方がミックスされた多摩川河川敷のイベントに出かけてきた。昨年まで一度も足を運んだことが無かったイベントだが、昨年末に引っ越したことで会場がグンと近くなった。これもご縁だろうか。気軽に出かけたイベントは、予想以上の面白さだった。
■「もみじ市2014」は初日から大賑わい
東京都調布市の多摩川河川敷で開催されている「もみじ市2014」というイベント。「蚤の市」を企画する手紙社が企画・運営を行っているが、数日前からイベント用のホームページがつながりにくくなるほどの人気だ。「蚤の市」もそうだが、手紙社のイベントは多くの人の心を惹き付ける。
陶芸家、布作家、料理家、音楽家、農家、イラストレーター、エッセイスト、カフェなどさまざまな “ものづくりびと” が集い、青空の下 (希望)、2 日間だけのマーケットを開く「大人の文化祭」。2006年の11月に第1回のもみじ市を開催して以来、秋はもみじ市、春は花市の名称で、年に2回開催してきましたが、2009年より年に1回、もみじ市のみの開催に。今回で、10回目の開催となります
10回目の開催にして初めて会場に足を運んだが、会場のレイアウトを示す黒板といい、入り口の雰囲気といい、実にセンスが良くて訪れた人をワクワクさせてくれる。
今回の「もみじ市」は100人の”ものづくり人”がメインとなっていろいろな作品が販売されているが、会場内には食べ物や飲み物も販売されていてお祭りムードが漂っている。
■思わず、すかさず買ってしまったもの
入り口を入ってすぐの右側に、好きな絵柄で缶バッジを作ってもらえるブースがあった。缶バッジを作ってもらうことよりも、プロ用の缶バッジマシンに目を惹かれてしまった私は迷わず作ってもらうことにした。一個300円也。
好きな絵柄を選ぶと写真右側の道具でイラストをくりぬき、左側の道具に缶バッジや絵柄やコーティング用の部材を取り付けてガシャンと一押し、二押し。それを自分でやらせてもらえるところがさらに良い。
ちょっとしたことだが「自分で手づくり」という感覚を覚えさせてもらえるのは、さすがに「もみじ市」だなと感心した。プロ用の缶バッジマシンが欲しくなってしまうぐらいだ。
ちょっとしたお土産ができた。良い歳をして缶バッジがとても嬉しい。こんなちょっとした「嬉しさ」を感じることができるのも、「もみじ市」の魅力なんだろうなと思った。
所々に設置された案内も気が利いている。秋空のもとで行われるこのイベントは、家族連れでもカップルでも、もちろん一人でも楽しめる素敵なイベントだと思う。お近くの方はぜひ。
□もみじ市2014 概要
日程 :9月27日(土)~28日(日)
時間 :11:00 ~ 16:30(27日)
10:30 ~ 16:00(28日)
会場 : 調布市多摩川河川敷
(京王線「京王多摩川駅」より徒歩5分)
*雨天時は東京オーヴァル京王閣にて開催
東京都調布市多摩川4-31-1
(京王線「京王多摩川駅」臨時改札口よりすぐ)
より大きな地図で もみじ市2014 を表示