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新感覚クリップ「デルプ」、すっと差し込んでクルッと回すだけ

 以前は書類を閉じるときにはホチキス止めするのが一般的で、ホチキスで止めた書類を複数束ねるときにはクリップを使っていた。今でもゼムクリップやワニグチクリップで留めることが多いが、徐々にクリアファイルに入れたり針が不要のステープラーで止めたりするようにもなってきた。

 先週末は大型の文具店に行ってじっくりと文房具を見る機会があったが、なぜか珍しいクリップが目に付く日だった。昨日ご紹介した「クリップマン」もそうだが、そのほかにも以前ご紹介した新感覚のクリップも購入してきた。

差し込んでタブを倒すだけの紙製クリップ

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 以前、このブログでもご紹介したことがある「紙 クリップ デルプ 「DELP」」というクリップ。マックス社が販売している紙で出来た新感覚のクリップだ。「紙を折って綴じる」という発想が新しい。

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 使い方は簡単で、書類の角をデルプに差し込んで、立ち上がっているタブを後ろに倒して切れ込みを差すだけ。書類の角が折り畳まれることでしっかりと綴じられるようになっている。裏側の爪の部分が弱くなるまで繰り返し使えるので、コストパフォーマンスも高くて重宝する。

 さらに、数種類のカラーバリエーションが用意されているので、書類の種類によって使い分けても良いだろう。例えば、急ぎの資料は赤、急がないがチェックする必要のある資料は黄色、処理を完了した資料は青というように使い分ければ、デスクの上や書類入れに入っていても一目で分かるだろう。

 紙製なので、廃棄するときにもそのまま廃棄ボックスに入れたり主レーダーにかけたりすることもできる。書類の整理は量がたまると案外時間をくうので、さっと捨てられるというのもメリットかもしれない。

 紙製なのでちょっとしたメモを書いておくということもできる点も、紙製ならではの長所かもしれない。

 「エコ」という考え方

 

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 「エコ」という言葉が、一般的に使われ始めたのはいつ頃からだっただろうか。1990年代終わりにはすでに「エコ」という言葉が会話の中で普通に使われていたような気がするが、やはり地球温暖化の影響が懸念され始めた頃から市民レベルでの取り組みが一気に加速したような気がする。

 当時は、「二酸化炭素の増加が温暖化を招く」「それは樹木が少なくなったからだ」「だから紙を使うのは控えよう」という考え方があって、紙を使わないことがまずはエコだという時期もあった。

 紙に限らず資源の無駄遣いは控えるべきことだが、ただ単に紙を使わなければ良いという考え方も一部あったような気がするし、職場や家庭で紙製品や割り箸が見あたらなくなっていた時期もある。

 最近ではリサイクルや間伐材の活用も必要だとされてきたことから、紙製品や割り箸が普通に使われるようになってきた。同時に、紙製品に関しては「リサイクル」や「リユース」がしやすいことも必要とされてきたので、針の不要なステープラーとか紙製のクリップなどが発売されるようになった。

 エネルギーや資源は使わないに越したことはないのだろうが、まったく使わないで生活するというのも無理な話だ。実際にそういった生活を実践されている方もいらっしゃるし、その気になれば可能なことかもしれないが、現実的には地球規模でそれを実践するのは無理だろう。  だからこそ、リサイクルしやすく何回も使える紙製品というのは、これからのエコ活動には必要なモノになるのではないかと思う。

紙製品の活用法

 紙製品の利点としては、軽量だということや加工が楽だと言うことや文字が書けるということなどがある。一方で、耐久性が弱い、水に弱い、燃えやすいといった弱点がある。

 そういった利点をのばしながら弱点をカバーする商品がいろいろと出ていて、燃えにくい紙だとか耐水性処理の施された紙なども商品化されている。

 それに加えて大切なのは、「紙製品は消耗品だ」という意識を変えていくことだろうと思う。ペーパータオルやキッチンペーパーなどは確かに消耗品だが、消耗品を大切に使いながら紙製品も大切に使うという気持ちを育てることが大切だろう。

 そういった意味では、シンプルライフやミニマミストという考え方・生き方というのは、必要最小限のものを大切に使うという意味で意義深いと思う。

 景気を回復させるためには消費活動を活発化させる必要があると言うが、消費活動を活発化させることと、モノを使い捨てにすることとは別物だと言うことを常に意識したい。