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おやこでポレポレ《文房具好きブログ》

大好きな文房具や書籍、日常のことなどを更新中です!

職場での「ビブリオバトル」を成功させる3つのポイント

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 昨年10月に職場で開催したビブリオバトル。いくつかのロケをテレビ会議で結び、予想以上の大人数が参加して大盛況でしたが、その勢いもあって年明け早々に第2回目の開催が予定されています。

 今回は少し趣を変えて開催する予定ですが、職場で開催する場合には成功のために少し工夫が必要です。

■ビブリオバトルってなんだろう?

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 「ビブリオバトル」は一定のルールに基づいて本の紹介を行うコミュニケーションゲーム。2007年に京都大学情報学研究科共生システム論研究室で始まった取り組みで、元々は大学生・大学院生が輪読会用図書を選定するためのプレゼンとして始まりました

 ルールは簡単で「読んで面白いと思った本を5分間で紹介する」というもの。その後、2〜3分の質問タイムを行う事によって、さらに紹介する本の内容を深く知る事が出来ます。

【公式ルール】

1.発表参加者が読んで面白いと思った本を持って集まる.

2.順番に一人5分間で本を紹介する.

3.それぞれの発表の後に参加者全員でその発表に関するディスカッションを2~3分行う.

4.全ての発表が終了した後に「どの本が一番読みたくなったか?」を基準とした投票を参  加者全員一票で行い,最多票を集めたものを『チャンプ本』とする.

 『チャンプ本』を選ぶ事によってゲーム性が高まりますが、「誰の本が選ばれた」ということではなく、「どの本を皆が読みたいと思ったが」ということが重要とされています。そこがまた面白い部分だなと思います。

 推薦する本のジャンルは小説、ビジネス本、コミックなど特にジャンルを問いません。プレゼンにあたっては参加者の年齢層や雰囲気も考えなければいけませんし、時間も5分間以内ではなく「ぴったり5分間」だというところも緊迫感があります。

■職場での開催を成功させるためのポイント

 職場でのビブリオバトルを成功させるためには、職場ならではのポイントがあります。

1.目的をはっきりとさせる  本好きが集まってビブリオバトルを行うとはいえ、会社の建物や設備を使用させてもらいますので、「目的」を明確にしてアピールする必要があります。例えば「社内のコミュニケーションアップ」というような大義名分を考えますが、ビブリオバトル自体が「本を知り人を知る書評合戦」ですので、その辺がポイントではないでしょうか。

2.発表者を無理強いしない

 企画した側としては「一人でも多く発表させたい」と思いがちですが、年令も考え方もバラバラで役職の有無もある職場では、無理に発表者を決めるのはマイナス効果となります。

 まずは企画側、運営側から一人発表者としてエントリーしてみる。それに呼応して発表者が出てくればそれで良いですし、それでも居なければとりあえずは運営側のメンバーのみで発表してみるという感じでも良いのではないでしょうか。

 まずは開催するという事が大切ですし、そうすることでビブリオバトルの楽しさを職場に浸透させることが大切だと思います。

3.ルールを厳格に守る

 私の職場でもそうですが、企画する側としては一人でも多くの参加者を募りたいという気持ちが出ますので、ルールをより簡単な方に変更してみたらどうかという声が出てくると思います。

 例えば「雑誌も良いのではないか」「何冊かの本を決めて発表してみたらどうだろうか」「発表時間を短くすると発表者が楽ではないか」というような案です。それはそれで良いことだと思います。しかし、そもそもの「本を知り人を知る」というビブリオバトルの趣旨から考えると、あまり大胆なルール変更は好ましくありません。

 変更するのであれば「旅行系の本にしよう」という程度にとどめて、開催毎にテーマを変えてみるということであれば参加者も増えてくる可能性があります。まずは中心となる人がビブリオバトルについてしっかりと知識を得て、全体をミスリードしないように心がけることも大切な要素だと思います。

 コミュニケーションアップのためにはとても有効なビブリオバトル。職場で開催してみると今までと違った一面を見ることが出来て、なかなか楽しい会になります。ぜひお試しください。