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本を知り人を知る「ビブリオバトル首都決戦2015」観覧申込が開始

 読む本を選ぶ時にはどうやって情報を得ているだろうか。書店の店頭で選ぶ時もあれば、ブログ記事を読んだり誰かに話を聞いて選ぶ時もあるのではないだろうか。「ビブリオバトル」は本を紹介するためのコミュニケーションゲームだが、東京では年に一度の大きな大会が開催される。ここで登場する書籍はなかなか興味深いものが多い。

首都圏決戦2015の観覧エントリーが開始

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 2015年12月23日に開催されるのが「ビブリオバトル首都決戦2015」というイベント。首都決戦目指した地区大会や予選会が全国で開催されているが、それらを勝ち抜いたチャンプ本がこの日に東京へ集合する。

 予選会はすでに終了しているところもあれば、これから開催される地域もある。まだこれから地区予選決勝が行われるという地域もあるので、決戦大会を見る前に地区予選を観覧したいう方は出かけてみるのも良いだろう。

 定員に達し次第受付を終了するようなので、観覧をご希望の方は早めに申し込んだ方が良いだろう。

 [ビブリオバトル首都決戦2015 開催概要]

開催日時 : 2015年12月23日(水・祝)
開催場所 : よみうり大手町ホール(東京・大手町 読売新聞ビル内)

 「ビブリオバトル」って何だろう

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 「ビブリオバトル」は一定のルールに基づいて本の紹介を行うコミュニケーションゲーム。2007年に京都大学情報学研究科共生システム論研究室で始まった取り組みで、元々は大学生・大学院生が輪読会用図書を選定するためのプレゼンとして始まった。

 ルールは簡単で「読んで面白いと思った本を5分間で紹介する」というもの。その後、2〜3分の質問タイムを行う事によって、さらに紹介する本の内容を深く知る事が出来る。

【公式ルール】

1.発表参加者が読んで面白いと思った本を持って集まる.

2.順番に一人5分間で本を紹介する.

3.それぞれの発表の後に参加者全員でその発表に関するディスカッションを2~3分行う.

4.全ての発表が終了した後に「どの本が一番読みたくなったか?」を基準とした投票を参加者全員一票で行い,最多票を集めたものを『チャンプ本』とする.

  「チャンプ本」を選ぶ事によってゲーム性が高まるが、「誰の本が選ばれた」ということではなく、「どの本を皆が読みたいと思ったが」ということが重要とされている。そこがまた面白い部分だなと思う。

 私の職場ではテレビ会議システムを使って数箇所の拠点を結び、3名による美振りをバトルを先日開催した。テレビ会議システムを使うことで臨場感が損なわれるかなと懸念したが、実際に行ってみると逆にテレビ番組を見ているような面白さがあった。

 ビブリオバトルは徐々に広まってきているようだが、企業での活用が進むとさらに広まることに拍車がかかるのではないだろうか。少人数の研修などでも使える、とても良いコミュニケーションゲームだと思う。