今日は週末金曜日。新年度になって初めての金曜日ですので、「やっと１週間が終わったー」という新社会人も多いんではないでしょうか。そんな、春うららな気候になってきた金曜日ですが「ヘアカットの日」でもあるのだそうです。
1872年(明治5年)の今日、明治政府が「女子の断髪禁止令」を出しました。前年の1871年(明治4年)には「散髪・脱刀勝手たるべし」との「散髪脱刀令」が出され、男性はそれまでの「ちょんまげ」から「ざんぎり頭」にするのが奨励されたのだそうですしかし、それを受けて断髪をする女性が続出したため、「男性に限って許可した断髪を女性が真似てはならない」とする禁止令を発布したのだそうです。その「女子の断髪禁止令」がだされた日を「ヘアカットの日」としたのがどの団体なのかは不明なのだそうですが、明治維新後の混乱ぶりが窺われるようなエピソードだなと思います。
以前は理髪店に行くと、髪を切ってもらい、洗髪をして、顔剃をして、マッサージを受けるというのが定番でした。時間にして約1時間、値段は4,000円前後でしょうか。気分転換のために休日に理髪店に行くという方が、今でも多いようですが、一方で「1,000円カット」を謳い文句に、「短時間で安く理髪をしたい」という方向けのカット店も増えてきていますよね。最近は1,000円ではなく1,300円前後のお店が多くなりましたが、10分で切り終えるので「コスパ」や「タイパ」を重視する人には大人気。休日ともなる大混雑するお店も見かけます。
どちらが良いかということではなく、お店のタイプを選ぶことができるというのはとても良いことだと思います。私は主に1,350円カットのお店に足を運んでいますが、時々普通の理髪店に行くとリラックスできてとても良いなと感じます。
今日は週末金曜日。何かと慌ただしい年度始めですが、一休みできるゴールデンウィークまでもう一息。今週は疲れた気分を癒すためにも、髪をカットしてきても良いかなと思います。
