気分はポレポレ よろず情報ブログ

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一日の始まりにまずは「おはよう」とあいさつから始めよう

最近、職場の若いメンバーが少し元気がないことがあって、さてこういう時はどうしたら良いかなと思う場面があります。年齢的には自分の子どもと同年代なので、いきなり「元気ないね。どうした」と声をかけるのもちょっと違うような気がします。そんな時には、まずは明るく「おはよう!」と声をかけることにしています。

挨拶をすることは相手を承認すること

一日の始まりは何かと気分が重いものですが、明るい声で挨拶をされると気分も明るくなりますよね。私自身はそう感じますので、相手にもそういう気分をおすそ分けすれば、とても良い雰囲気になるだろうなと思います。

挨拶の基本は「相手の顔を見て」「明るくはっきりとした声で」行うということ。ただ漫然と「おはようございます」と挨拶をするのではなく、「相手の顔を見て」きちんと挨拶をしたいですよね。しかし、これが簡単なようでなかなか難しいのですが、あえてそうすることで「あなたに対して挨拶をしているんです」という意思表示になります。

さらに、朝の挨拶に加えて相手の名前を付け加えてみるというのはいかがでしょうか?「◯◯さん、おはよう」という挨拶をすれば、「不特定多数への挨拶」から「個人へのの挨拶」に変わります。名前を呼ばれて挨拶をされて、それでも挨拶を返さないという人は少ないですし、そういう挨拶は心の距離を縮めるきっかけのひとつ。相手の名前を呼んで挨拶が交わされる職場というのは、ただそれだけで雰囲気の良い職場になりやすいような気がします。

 私の職場は幸いにもそういった挨拶が交わされる職場ですので、朝からとても良い気分でスタートすることができます。職場でも家庭でも「相手の顔を見て、名前を呼んで挨拶する」。それが自分の居場所をつくる第一歩だと思いますがいかがでしょうか?

手話を学ぶことはコミュニケーション能力の向上に役立つ

 話は少し飛んでしまいますが、手話を学ぶということはコミュニケーション能力の向上につながると思っています。手話を学び始めて10年経ちますが、手話を使ううえで大切なことの一つが「相手の表情をしっかりと見る」ということ。手話は視覚言語と呼ばれるぐらい、手の動きだけではなく口の動きや体の動き、顔の表情などを使って意思表示を行います。

したがって、手話の動きを目で追うのではなくて、少し難しいのですが顔を見ながら手の動きを視野に入れておく必要があるんです。相手と話をするのに視線は常に顔の辺りに置く必要がありますので、自然と相手の顔や目を見ながら話をすることになります。 最初の頃は相手の目や顔を見据えながら話をすることに戸惑いがありましたが、相手の顔をしっかりと見ながら話をすると、言葉にならない相手の気持ちが伝わってくるようになって、今まで以上にコミュニケーション力が向上すると感じています。

手話を学ぶことはコミュニケーション方法を学ぶこと。手話を学ぶことの意味や意義はそれ以外にもたくさんあって奥深いのですが、「相手に気持ちを伝える」という力を育てるためにも意味があると思います。

(この記事は9年前の記事のリライト版です)