文房具の中でも手帳やノートは常に使う道具なので、お気に入りのものを使っているという人は多いだろう。また、日記をつけている方であれば、表紙の肌触りも含めてこだわりの日記帳を使っている方も多いだろう。そんな方のお気に入りになりそうなノートが発売されるようだ。
木がそのままノートになったノート
長野県伊那市で農林業や家具造りなどのプロダクトを行なっている株式会社やまとわは、新たにステーショナリーブランド「Shiki bun」を立ち上げて木をそのまま使ったノート「Shiki bun 木のノート」の発売を発表した。3月中旬発売予定で、価格は1,980円(税込)。初回予約分は送料無料となっている。
ノートの中身は伊那産のアカマツから作られた経木。経木は木材を薄く削ったもので、昔はおにぎりや刺身などの梱包材などとして使われていた。元々が木材なので手触りがとても良くて、木の香りも漂ってくるのでメモをしたり日記を書いたりしていも森林浴気分が味わえるかもしれない。
ノートの製本は信州伊那谷の手製本の製本会社で行われているので、伊那産の木材が地元の製本屋さんの手作業でノートになるということも意味のあることではないだろうか。表紙は葉をイメージした「濃松葉色」、ケースは樹皮をイメージした「ココア」なだそうなので、手元に置いておくだけでも気持ちが落ち着きそうだ。さっそく予約を行ったが、さて何に使おうかと届く前から使うのを楽しみにしている。