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黙食を楽しむには「美味しい!」の我慢が必要

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ある日のランチ時、無性にオムライスが食べたくなって近所の小さな洋食店に行くことにした。このお店、狭くてお世辞にも綺麗なお店だとは言えず、おかみさんもぶっきらぼうなのだが妙に居心地が良い。おかみさんがぶっきらぼうながら優しくて、昭和の香りが漂う店内だからこそ居心地が良いのだろう。また、オムライスの味は抜群で、玉子のふわふわ感といいケチャップの効き具合といい、見た目を裏切る美味しさは定期的に食べたくなるメニューだ。

そんな話を何気なく職場で話したら、私と同じくオムライス腹になった仲間が「食べたい」ということのなったので、ほぼ一年ぶりに複数名でランチを食べに行った。緊急事態宣言が明けたからこその集まりだ。

それまでいつもランチは一人だったので何気なく食べていたが、複数人だと食べている最中は話さないのが”新らしい生活様式”。「黙食」というやつだ。以前から皆で食事に行ってもそれほど話をするわけではなかったので「黙食なんて簡単だろう」と思っていたが、話だけではなくちょっとした感想も言うことができないのは以外とつらい。

食いしん坊なので「うわっ、美味しいね!」だとか「玉子がふわふわだね〜」などと感想を言うことで味わいがさらに深くなるのだが、黙々と食べていると何となく物足りない。一人だともともと話す相手が居ないのでなんてことはないのだが、話す相手が目の前にいるのに話せないというのは困ったもんだ。

ようやく食べおわってマスクをつけて、おもむろに「美味しかったねー!」と言い合ってようやく食べた気がした。ランチが美味しければ美味しいほど、黙食が難しいということなんだな。

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