4月に入って日中の気温が20度を越す日が出てきた。桜の花も例年より早く咲きすでに葉桜状態になっている東京地方だが、走るのにはとても良い気候になってきた。新米ランナーとしては、これからの季節が楽しみだ。今まで冬の装いで走っていたが、走るとかなり汗をかくようになってきたので春夏用のインナーを試してみた。
ランニングする人が増えた
新型コロナウイルス対策で緊急事態宣言が発令されてから、東京では明らかにランニング、ジョギングをする人が増えた。以前は土日に走っている人を多く見かけたが、最近では日中帯にも若い人から私のような中高年まで幅広い世代が入っていて、在宅勤務や店舗休業の影響が出ているのだろうなと思う。
走っている方々の姿を見ると、ランニング用のウェア上下を着ている人から普段着のTシャツと思しきウェアの人まで様々。シューズも同様だ。どうせ走り始めるのなら専門のウェアやシューズを揃えた方が良いのだろうが、外出自粛が要請されているなかではスポーツショップにも足を運べないのが辛いところだ。
私自身もそうだが、シューズは別としてもウェア類などはネットショップで必要な物を買うという方法が当面は妥当だろうと思う。
汗をかいても肌触りの良いインナー
今まで冬の装いで走っていたが、走るとかなり汗をかくようになってきたので春夏用のインナーを新たに購入した。購入したのはランニング雑誌「月刊ランナーズ」が発売しているオリジナル商品「ドライレイヤーベーシックノースリーブ」というインナーだ。価格は4,070円(税込、送料別)也。
このインナーはポリエステル100%のメッシュ生地で、汗冷えや汗のベタつきを軽減するための肌着だ。
汗をかいても生地が吸収することなく素早く排出するので、さらっとした肌触りを実感することができる。また、生地は柔らかく伸びるので着心地が良く、ぴったりとしたサイズを着ることで体の動きの妨げにはならない。
今までは夏用のメッシュ地になった肌着を着てその上にTシャツを着ていたが、走り終わると汗で肌着が重くなり難儀していた。また、まだまだランニング初心者なのでちょっと走るだけで大汗をかいてしまうこともあり、走り終わって整理運動を行っている最中に汗冷えしてしまうこともあった。
その点、このインナーであればかいた汗がすぐに抜けるので、インナーが肌にまとわりつくということがなくて快適だ。ただし、Tシャツが速乾性のものではないと結局は汗で濡れた生地が汗冷えを引き起こしてしまうので、通常のTシャツではなく吸汗速乾ウエアとの併用が最も効果をあげるようだ。
これからさらに気候も良くなってくるので、この商品に限らず少しでも性能の良いウェアで少しでも気持ち良く走りたいものだ。そうすることで、走ることのモチベーションも維持できるような気がする。