昭和の文具は根強い人気がある。私のように実際に使っていた者が懐かしむこともあるのだが、若い人にも「温かみがある」とか「優しい雰囲気が漂っている」という理由で人気があるようだ。手作りで色々なものを作っていた時代の商品だけに、そういった温かみや優しさという人間っぽい者が商品に表れているかのかもしれない。
お菓子になった「よいこのおどうぐばこ」
いろいろな商品企画やプロデュースを行っているヘソプロダクションは、文房具のプロダクトである「へそ文-HESOBUN-」からデビカの「よいこのおどうぐばこ」をモチーフにしたお菓子を販売している。
「よいこのおどうぐばこ」といえば首をかしげたライオンが可愛い道具箱だが、そのデザインがそのままパッケージになったご当地土産だ。
お土産はプリントクッキー、 プリントラングドシャ、 くりーむ大福の3種類。2020年4月3日から名古屋駅で先行発売を開始し、4月中旬からは東海地区のお土産店舗やサービスエリアなどで順次販売を開始するようだ。
「よいこのおどうぐばこ」を発売しているデビカは、名古屋市に本社がある老舗の文具メーカー。そのお膝元だけに、こういった地元のお土産とコラボするのは文房具ファンには二重の楽しみだ。
文具のお土産コラボは他にも
https://risseisha.co.jp/product/29/
大阪に出張で出向いたときに、伊丹空港で見つけたのが「フエキくんビッグマーブルチョコ」。昔懐かしいフエキのりの入れ物にマーブルチョコが入っているのだが、思わず数個買ってしまった。文房具とお菓子とは、実は相性が良いのかもしれない。