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カーシェアはこれからどうなる?「「タイムズ」が切り開くクルマと社会の新たな未来: パーク24グループの飽くなき挑戦」(鶴蒔 靖夫)

若者の車ばなれが進んでいるという。免許は取得するものの、すぐに車を購入するわけではなく、就職に必要となるからまずは免許と取ったというパターンが多いらしい。内閣府の消費動向調査によると、2019年の世帯主年齢別乗用車普及率が29才以下が57.5%と思ったよりも多い気がするが、世帯主ではない若者が含まれないことを考えると若者全体では「車を保有したい」という気持ちは低いのだろう。

理由としては、都市部では公共交通機関やタクシーを利用した方が便利だという点があげられるが、駐車場代やメンテナンス料などの維持費がかかることも若者の自家用車購入をためらわせる要因のひとつなのかもしれない。

私自身は若い頃はバイク好きで400ccのバイクに乗っていたが、子どもが生まれた時に病院通いのことを考えて車を購入した。その車もメンテナンスを十分に行っていたおかげで15年という長い期間乗ったが、引越し先に駐車場がなかったことや近所の歩いてすぐの場所にカーシェアリングがあったことから廃車して現在に至っている。

カーシェアは次の車を買うまでの一時的な繋ぎとして考えていたのだが、使い始めると案外便利に使えることや年間の費用が非常に安くなることから現在まで車を購入せずにカーシェアを使い続けている。将来的にこのままカーシェアを使い続けるかは未定だが、カーシェアの配置場所も増えてシステムも使いやすく進化しているので、デメリットもあるものの現段階ではカーシェアで必要十分だなと感じている。 

「タイムズ」が切り開くクルマと社会の新たな未来: パーク24グループの飽くなき挑戦

「 「タイムズ」が切り開くクルマと社会の新たな未来: パーク24グループの飽くなき挑戦」は、国内のカーシェア界でダントツのシェアを誇るパーク24グループの様々な取り組みを紹介した一冊だ。

パーク24グループは、「タイムズ」ブランドで駐車場事業を中心とした事業展開を行っている企業で、日本だけではなく海外でも駐車場運営事業を展開するとともに、カーシェアリングサービスでも100万人以上の会員を有している。最近、社名とロゴの変更があったが、「Times24」のロゴと平行四辺形の黄色い看板はお馴染みだろう。

本書では創業者の故 西川清氏のバイタリティー溢れる創業の模様や、時代の先を行く数々のアイデアが紹介されると共に、他の追随を許さない新サービスの展開などが紹介されている。パーク24の社史と事業紹介書を読むような感じだが、タイムズカーシェアの利用会員としては今後展開予定のサービスを含めて、非常に興味深く読ませていただいた。

なかでも、将来の拡張性を見越したシステム開発や事業展開の方法、電気自動車の積極的な投入などはさすがに業界ナンバーワンだなと感心した。また、キヤッシュレス決済サービスの普及促進など今後の事業展開に関しても、現行会員としては興味深く読ませてもらった。

ビジネス書として参考になるだけではなく、カーシェアリングの一ユーザーとして楽しめる内容であり、今後カーシェアリングを使ってみたいと思う方にも参考になる一冊だと思う。