様々なことがサインで済ませられるようになったが、まだまだ日本は印鑑文化だ。正式な届け出や契約などは朱肉を使う印鑑が必要で、三文判と呼ばれる簡易なものから、高価な実印まで様々ある。しかし、宅配便や伝票などポンと捺すだけのネーム印で済ませられることもあるので、ネーム印は一つあると便利だ。我が家も玄関の戸棚に一つ置いてある。
どちらも使える「ネームデュオ」
シャチハタが発売しているのが、朱肉印とネーム印のどちらも使える「ネームデュオ」という商品だ。ありそうでなかった商品とも言えるだろう。シヤチハタと言えばネーム印の代名詞だが、印鑑と競合するのではなく同時に揃えてしまうというのはある意味では発想の転換だ。
注文は「メールオーダー式」を採用しており、パッケージに同封されている専用ハガキに苗字や希望の自体などを記入して投函する方式だ。また、インターネットでも申し込みを受け付けているので、PCやスマホから申し込むことも可能となっている。
価格は印面の制作費と送料込みで2,200円(税別)。ネーム印は約3,000回、印鑑は約500回捺せるというから、かなりの年数使うことができるだろう。職場や家庭の引き出しに入れておいても良いし、ペンケースに入れておいても重宝しそうだ。