最近は雑誌にいろいろな付録が付くようになってきた。電子書籍に対抗する手段なのだと思うが、子どもの頃に付録付きの雑誌を買ってもらったことを思い出してちょっと嬉しい。なかには「こんなものが付いていてもな〜」と残念に思う雑誌もあるが、つい最近発売された情報誌の付録は豪華だった。
チャムスのスマホレンズが付録
チャムスのスマホレンズという豪華な付録がついているのが、「DIME(ダイム) 2016年 05 月号」だ。様々なトレンディ情報を発信している雑誌だが、創刊30周年記念として豪華な付録がついてきた。
スマホを挟むようにしてレンズ部分に装着すると、広角レンズとマクロレンズになるというものだ。スマホカメラの性能があがってきて、普段はコンデジなどのカメラを持ち歩かないという人には便利だろう。
さっそくAndroidスマホに装着して撮影してみた。
(スマホレンズなし)
(広角レンズ装着)
(マクロレンズ装着)
スマホレンズは2枚のレンズを使って広角レンズとして機能しているが、外側のレンズを外すとマクロレンズとして使えるようになっている。今回は雑誌の表紙に近づけて撮影してみたが、1cmほどの距離まで近づけて撮影できるのには驚いた。
広角レンズでは背景を入れて自撮りすることもできるし、マクロレンズでは花の花弁を撮影したりすることもできる。持ち歩くのにも邪魔にならない大きさだしレンズキャップも付属しているので、出かけるときにバッグのポケットにポンと入れておけば便利だろう。
チャムスは1983年に創業を開始したアウトドア商品の会社で、アメリカのユタ州コロラド川のガイドリバーだったマイク・タゲットが創業した。当初はサングラスを固定するメガネリテイナーを発売したが、日本での携帯電話用ストラップ開発によって業績を上げてきた。
ブランドのマスコット「Boody Bird(かつお鳥)」をアウトドアショップなどで見たことがあるかたも多いと思うが、カラフルなウェアやバッグなどを求めるファンは多い。そのチャムスとDIMEとのコラボは、30年という期間を感じさせるとても良いものだと思う。
綴じ込み付録も面白い
ヒット商品予想や過去30年のトレンディ商品の紹介など、30周年ならではの本誌企画記事は面白く読める。さらに、綴じ込み付録となっている「ホイチョイから見たモノ30年BOOK」が個人的にとても楽しく読ませてもらった。
ホイチョイ・プロダクションズは、50才台の私にとって若かりし頃の行動に少なからず影響を与えた集団だ。原田知世さんと三上博史さんが登場した映画「私をスキーに連れてって」を見ては無線の免許を取りに行き、バブルの頃には流行を追って「気まぐれコンセプト」を読んだものだ。
最近では「気まぐれコンセプト 完全版」も発売されているので、機会を見て読んでみたいと思う。
今回の情報元
今回の創刊30周年記念号の情報や、スマホレンズが付録として付いてくることなどは、ロンスタさんのブログ記事で知りました。スマホレンズのレビューもロンスタさんの記事の方が何十倍も詳しくてわかりやすいと思いますので、ぜひそちらをご覧ください。