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街撮りをしながらミラーレス一眼の交換レンズについて考えた

 ミラーレス一眼を買ってから一ヶ月。先日は室内でマクロレンズなどを使い、レンズ交換が出来るというミラーレスの特徴を試してみた。今回は屋外での風景写真を撮りながら、交換レンズの必要性を考えてみた。

■山梨県甲州市の古民家

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 山梨県甲州市にある甘草屋敷。江戸時代に薬草を栽培していた高野家の古民家だが、堂々とした造りはさすがに年月の重さを感じさせてくれる。

優雅な佇まいが目を引く甲州民家の代表作で、江戸幕府の命を受け漢方薬の原料「甘草」を栽培したことが名前の由来です。毎年2月~4月にかけて開催されるひな飾りと桃の花まつりのメイン会場で、つるし飾りや雛段が華やかに飾られます。 重要文化財に指定されています。(http://www.koshu-kankou.jp/map/rekishi/kyuutakanokejuutakukanzouyashiki.html)

 使用したレンズは標準のパンケーキレンズ「EF-M22mm F2」。単焦点レンズを好んで使ってきた身としては、これだけ軽いレンズでこれだけ綺麗に撮れるというのは嬉しい。

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 写真の腕前は別としても、町並みを撮ってもきちっとした色が出て、同じレンズで花などをズームアップしてもキチンと撮れる。

 解放値のF2は綺麗なボケが出る上に、被写体まで15cmまで近づけるというのはいろいろな撮り方が出来ると、改めてそう思った。

■一眼レフ用の交換レンズは必要なのか

  ミラーレス一眼の特徴は「軽量コンパクト」で「レンズ交換が出来る」ということ。デジタル一眼レフ並みかそれ以上の解像度がありながら、コンパクトデジカメよりも少し重い程度の重量は持ち歩きに便利だ。

 また、レンズ交換が出来ることでいろいろな写真表現を楽しむことが出来る。マクロレンズで接写を楽しんだり、超広角レンズで雄大な風景を映し出したりすることが可能となる。

 さらにマウントアダプターを使用することで、デジタル一眼レフ用のレンズも装着することが出来るので、今まで使っていたレンズも無駄無く使えるというメリットもある。

 しかし、デジタル一眼レフ用のレンズは重い物もあるので、それらを装着することはミラーレス一眼の特徴である「軽量コンパクト」という部分とのトレードオフとなってしまう。

 機動性をとるか交換レンズによる多様性をとるかは難しいところだが、結局は撮影の目的によって交換レンズを持ち歩くかどうかを決めるということになるんだろうなと思う。街歩きをしながらさっと撮るなら標準のパンケーキレンズ一本で十分だし、風景などをじっくりと撮るような場合には複数本のレンズを持ち歩く方が良い。

 そういう意味では、ミラーレス一眼専用のレンズでどこまで自分の撮りたいものがカバー出来るのかをまずは十分に確かめて、それから交換レンズのことを考えた方が良いということになる。

 軽量コンパクトなミラーレス一眼の良さを引き出すためには、夜景や自然の風景など様々なシーンでの撮影を一通り試してみる必要があるようだ。