子ども達の夏休みが終わり、大人も徐々に夏休み気分から抜けてくる時期。暑さの中にも徐々に涼しい風が混じるようになってきて、帰宅する時にはいつの間にか虫の音が楽しめることに気がつく。
本格的な秋にはまだ少し時間があるが、9月に入ると年に一度のモノづくりイベントが気になってくる。徐々にワークショップ情報なども出てきたようだ。
徐々に開催内容が明らかになってきた「もみじ市2015」
9月の最終土日に、東京調布市の多摩川河川敷で開催されるのが、毎年恒例のモノづくりのイベント「もみじ市2015」だ。開放的な河川敷グランドで行われるこのイベントには、2日間で2万人以上の人が訪れてかなり賑やかだ。
昨年初めて訪れてみたが、普段はサッカーグランドとして使われている河川敷に色とりどりの展示物がひらめいていて、異国の不思議なカーニバル会場のようになっていた。
”もみじ市では毎年イベント全体のテーマを掲げています。第11回目のテーマは「紅白」。一年に一度開かれるものづくりの祭典、もみじ市をお祝いするテーマです。私たちがその魅力を伝えたいと願う116組の“ものづくりびと”が紅組と白組に分かれ、多摩川河川敷というひとつの場所で、それぞれがもみじ市だけの“全力”の表現に取り組みます。作り手と事務局スタッフがペアになり、テーマやディスプレイ、商品づくりなど、アイデアを出し合って作戦会議を行いながら、ご来場くださる皆さまをワクワクさせる表現にチャレンジします。作り手と使い手が輪を描く、うたかたの2日間。どうか、この場所に集うすべての人々を祝福するもみじ市となりますように。”http://momijiichi.com/2015/about
写真は昨年行われた「もみじ市2014」の入り口だが、ここをくぐるだけでもワクワクした。毎年テーマが異なっているが、今年は「紅白」がテーマなので入り口もどのようになっているのかが楽しみだ。
秋の訪れを感じさせてくれる「もみじ市」。雨天時はすぐ近くの京王閣で行われるが、やはり秋空の下でゆったりと楽しみたいイベントだ。
http://momijiichi.com/2015/about
□もみじ市2015 概要
日程 :9月26日(土)~27日(日)
時間 :10:30 ~ 16:30(26日)
10:00 ~ 16:00(27日)
会場 : 調布市多摩川河川敷
(京王線「京王多摩川駅」より徒歩5分)
*雨天時は東京オーヴァル京王閣にて開催
東京都調布市多摩川4-31-1
(京王線「京王多摩川駅」臨時改札口よりすぐ)
ワークショップも興味深い
会場では物品の販売のほかに、様々なモノづくりの「ワークショップ」が開催される予定になっている。2日間で延べ23ものワークショップが行われる予定になっており、事前予約を行うものもあれば当日その場で参加できるものもあるようだ。
これだというワークショップが事前予約方式をとっているようであれば、早めに予約を行っておいたほうが良さそうだ。
http://momijiichi.com/2015/workshop
私が個人的に興味を持っているのが、『枯白「バターナイフを磨こう」』というワークショップだ。
バターナイフの木の持ち手と銅のナイフ部分をヤスリで磨き、ツルツルになったらオイル拭きをして仕上げるというもの。事前予約が必要なワークショップに指定されているので、スケジュールを見ながら事前予約も考えてみたいと思う。
展示も販売も楽しみだが、こういったワークショップに参加することで「モノづくりの楽しさ」をさらに知ることができるのではないだろうか。